2019年7月の記事
夏の選択除草のお知らせ 開講日7月27日(土)※造園CPD認定プログラム ◎中止になりました!振替日は後日お知らせします
2019-07-24 (Wed)
AGFフィールド(味スタ西競技場)「みどりの広場」の夏の選択除草が、
7月27日(土)に開かれます。(主催プランタゴ / オフ キャンパス)
「みどりの広場」には、今では稀少な武蔵野の野の花がたくさん植えられており、
それらを残しながら外来種を中心に除草します。
講師は植物調査の専門家、荒井浩司さんです。
雨上がりに見る草木の緑がすがすがしいこの季節、
水分を十分取りながら、自分のペースでいいんです。
新井さんのお話を聞きながら草取りに励んでみませんか。
※詳しくはこちらをご覧ください。
OFF CAMPUS 49回20190727.pdf
参加ご希望の方は「選択除草参加希望」として、以下をご記載の上、
メール(event@5baimidori.com)でお知らせください。
・お名前
・所属
・メールアドレス
・電話番号
5月の様子
5×緑の学校「造園植栽術 山本紀久さんと行く 沖縄『ビオスの丘』見学ツアー」レポート
2019-07-04 (Thu)
山本紀久さんと沖縄を歩いた3日間。
訪問した施設はもちろん、街路樹から庭木まで、植物に関するお話はとどまることを知らず、植物名のメモだけでも優に100は越えました。
今回のツアーの眼目は、山本紀久さんと田瀬理夫さんがランドスケープを手がけた「ビオスの丘」の見学です。
「ビオスの丘」は、沖縄の自然とランをテーマにしたリゾート施設で、亜熱帯の豊かな自然と生き物の宝庫となっています。
ですが、当初は敷地外から土砂や農薬が流入したり、池には外来種のテラピアが入りこんでいる環境だったといいます。
1998年の開園から20年が経ちました。
山本さんが20年前の工事中の写真をお持ちになり、今回、同じ場所、同じ角度で写真を撮影されました。
20年の時を隔てたbefore/after。貴重な記録になると思います。
ビオスの丘の中央には湖水が広がり、クルーズボートやカヌーで周遊できます。
植物の生い茂る様子を見ていると、今では人工湖とはとても思えませんが、工事では地形をつくるために、金網のフトンカゴが多用されています。
人工湖の様子。前々日の大雨の影響で水がにごっています。
船上の山本さん
水際に咲くツルアダン の花
アナナス
スイショウ
今や植物と一体化してよくわかりませんが、目を凝らすと園内のいたるところに金網のフトンカゴやジャカゴが使われていて、田瀬さんのデザインスタイルを彷彿とさせます。
園内の植物の多さには目を見張りますが、とりわけ湖の周りは自然に馴染んでいて、植栽した
ものとは思えません。
ずっとここに、このように、あったかのようです。山本さんの面目躍如というところでしょう。
この場所は、沖縄北部の植生をつぶさに観察できる貴重な拠点になっています。
ヒカゲヘゴ
ビヨウタコノキ
パンノキの実
熱帯スイレン
ナリアラン
オオタニワタリ
ハブカズラ
ザミア
「ビオスの丘」では駐車場の屋根代わりにコバテイシが使われていました。
パーキングラインは草で!
「舗装の時に角材を置いておくだけだから簡単なんだよ」と山本さん。
軽井沢 特別開講のお知らせ 7月13日・14日・15日の3日間
2019-07-01 (Mon)
現在、軽井沢のカラマツ林の中に出来る無床診療所・デイサービス施設「発地のロッジ」の設計を進めています。
道路を隔てた敷地では来年4月開校予定の軽井沢風越学園が建設中です。
建築部分と駐車スペース部分の林床の表層植生を建設工事に先立ち、スキとって運び出し保全して、風越学園のランドスケープに活かしてもらうおうと提案しています。
この「表層植生のスキとり作業」に是非参加してください。
プログラム 『カラマツ林床の表層植生の保全活用』 造園CPD 5単位(申請中)
3日間開催しますので、参加できる日に出来るだけ参加してください。
※詳しくはこちらをご覧ください。
OFF CAMPUS KARUIZAWA 20190713.pdf
参加ご希望の方は下記にご連絡ください。
田木日奈子(千葉大) e-mail:tango551013@gmall.com