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2016年2月の記事

アオノイエ ~境界を変えよう~

2016-02-26 (Fri)

近く娘さんをお嫁にだされるお母様のお住まい。
世田谷「アオノイエ」のオープンハウスへ行ってきました。

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建築設計はgroup-scoopのお二人。
アオノイエは、窓からみえる景色や
家の外と内とのつながり方がほどよく、
家に守られていながら開放感のある、
それはそれは気持ちのいい温かみのあるお宅でした。

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お庭は敷地の北側に細長くあります。
1階はキッチンも含めて1Roomのようになっていて、
家の中のどこいてもお庭を眺めながら過ごせます。

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今回、5×緑は、
グラスダイヤモンドメッシュフェンス、
門扉、門柱で緑の境界づくりをお手伝いさせていただきました。

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 (門柱 表札デザインgroup-scoop)
 
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  (グラスダイヤモンド門扉)

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  (グラスダイヤモンドフェンス)

外の気配も何気なく感じなれるよう、
フェンスの高さは1.2mに。

テイカカズラは5×緑でご購入いただいて、
母娘さんとgroup-scoopの4人で植えてくださいました。

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ご本人たち曰く、
テイカカズラの植え付けは「4者4様」だそうで、
この春、誰のテイカカズラがどんな成長をするか、
楽しみしているそうです。

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5×緑は「境界を変えよう。」と、
今回のように緑で街とつながる境界の提案をしています。

今後も「アオノイエ」の緑の境界の様子を
みなさまへお伝えしてゆこうと思いますのでお楽しみに。

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2.13 イベントレポート

2016-02-23 (Tue)

2月13日に、「5×緑の学校」番外編「田瀬理夫さんと、デザインの前の話 全1回」と
ルヴァンの甲田幹夫さんの公開インタビュー「甲田幹夫さんはいま、どんなふうに」
が、合羽坂テラスで開かれました。     /主催 リビングワールド

インタビュアーは、昨年「5×緑の学校」で田瀬さんの連続講座を開いた際も聞き手
を務めてくださった西村佳哲さん(リビングワールド代表 「ひとの居場所をつくる」
著者)です。

ルヴァンは天然酵母のパンづくりの草分けのお店で、5×緑の周りにもファンがたく
さんいます。
ランドスケープデザインとパンづくり、なんだかかけはなれたテーマのように思えま
すが、良質な緑も心のこもったパンも日々を気持ちよく過ごすために大切な存在のよ
うに思います。

そして、お二人の仕事に対する姿勢には響き合うものも多く、会場の参加者のみなさ
んとの交わりも含めて、焼きたてのパンのように温かな時間に包まれた1日になりま
した。

ランチはルヴァンのパンにバターとはちみつをたっぷりかけて。
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甲田さんご夫妻によそってもらった温かなスープと一緒に。
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ランチの様子。
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甲田さんを囲んで。
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甲田さんは、10年前の西村さんのインタビューで、「この(パンを焼く)仕事はそれま
でに経験した仕事に比べて矛盾がなかったんです」と語っています。
「自分でつくっていて気持ちがいいし、人にもすごく喜んでもらえる。素材だってカ
ラダにいいものしか入っていない。とにかく全体的に矛盾が感じられなかったんで
す」
そして今でも「矛盾を感じずに仕事を続けている」のだそうです。
ルヴァンのパンを味わいながら、そんな甲田さんの言葉も一緒にかみしめました。

午後はプランタゴ代表の田瀬さんの公開インタビユー、「田瀬理夫さんと、デザイン
の前の話」。

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「時間の使い方」という質問を西村さんが投げかけて、お話が進んでいきます。
「事務所の屋上で、金網のプランターを使って自分で植物を育てていました」と田瀬
さん。
田瀬さんの実践的な試のひとつが5×緑につながりました。

お話の後はお菓子持ち寄りのお茶会でをひらきました。
お互いに今日のことを話し合ったり、田瀬さんに直接お話しを聞いたり。
茶話会は夜まで続きました。

テイカカズラの戦略 その2

2016-02-10 (Wed)

先の5×緑ニュースで、テイカカズラの花と種の戦略についてご紹介しましたが、テイカカズラはつるの伸ばし方についても興味深い戦略をもっているようです。

塚谷裕一氏著作の「植物のこころ」(岩波新書)によると、アケビの類やテイカカズラは「まだ若くて上を目指すだけの体力がないうちは、地面を這いまわり、貯蓄に励む。この頃の葉は、日陰でも育つ特別な形のものである。そうして十分力がつくと、今度は上の方へ伸びるタイプのつるを出し、ほかの植物を抜いてゆく。なかなかのやり手である。」

植物たちは光を求めて激しい生存競争を繰り広げています。背を高くすれば太陽の光に早く到達し、生存上有利ですが、そのためには茎を伸ばすだけでなく倒れないように太らせねばならず、その分のエネルギーが必要になります。
つる植物は、つるを使って周りの木などに絡みつくことで、この問題を解決する戦略を採っています。
その中でもテイカカズラは生育環境に合わせて賢い選択をしているというわけです。

因みに塚谷氏によると、つるがモノに巻きつくメカニズムは簡単で、「茎のどこかが何かに触れたと感じると、その触れている面の伸びを止め、反対側の面の伸びを増す。そうするとバイメタルの原理と同じで、つるは曲がる。曲がるとつるは別の部分でまた相手に触れる。そこでまた触れた面の伸びを止めて反対の面を伸ばすわけだ。」
これを繰り返すことで相手に巻きつくことがてきるのだそうです。

しかも、つるは巻きつく間も漫然と伸びているわけではなく、時々先端をふらふら揺すって、手近に何か巻きつく相手がいないか探しているようだ、と言います。

植物たちの戦略に興味はつきません。


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テイカカズラの戦略 その1

2016-02-09 (Tue)

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テイカカズラ


先日、里山ユニットをお納めした先からこのような質問がありました。


「テイカカズラはよく花が咲かないという方があります。

たとえば、葉を何枚以上つけないと咲かない、日陰だと咲かない、など

花を咲かせる条件などあれば教えてください。」


最近では、主にグランドカバー用に育苗されたテイカカズラで花の咲かないものが市場に出ているようです。

お送りした里山ユニットのテイカカズラは、もちろん花の咲くものです。

花つきについて、いつも里山ユニットを製作していただいている矢澤ナーセリーさんにお尋ねしたところ、こんな答えが返ってきました。


  植物の種子は、親木の近くで発芽すると、親木に付いている病虫害の被害を受けやすいので、

  なるべく親から離れた場所で発芽しようとして、遠くに種子をたどり着かせる戦略を持っています。  

  自力で遠くへ飛ぶようになっていたり、動物や鳥に運んでもらうようになっていたり、風で飛んでいくようになっていたり。

  そんな中、テイカカズラは風で種子を遠くに運ぶ戦略を持っています。(種子に綿毛が付いているので分かります)

  そのため、種子が遠くに飛ばされる条件が整うとよく咲くようになります。

  具体的には、ツルが絡まって登っていったり、立ち上がり気味になると風を受けやすくなるので、よく咲きます。

  逆に地べたを這うように伸びていると、風を受けにくいので咲きにくくなるようです。 

  地べたを這っているものを絡ませて登らせるとよく咲くようになったりします。

  葉の数や日照条件ではなく、風を受けやすいようにして上げるのが花を咲かせるコツです。


なるほどー。植物それぞれに子孫を残すための「戦略」があるというわけです。

テイカカズラの「戦略」について、先の質問をいただいた先にお伝えすると「植物って面白いですね!」と喜んでくださいました。

矢澤さんから更に補足の説明がありました。それによると


  テイカカズラが鞘を割って種子を飛ばすのは12月に入ってからです


  これは私の推理ですが(多分間違いないです)、12月になると下草がほとんど枯れるので、

  この時期に種子を飛ばすと地面にたどり着く確率が高くなるからだと思います。

  秋、まだ下草が枯れていない時だと地面にたどり着けず乾燥して発芽しにくくなる心配があるから、

  冬の時期を選んで種子を散布しているのだと思います。


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テイカカズラの実と種 (出典:「季節の花300)

 

矢澤さんのブログには、こんな植物の「なるほど!」話が満載です。

http://yazawa-nursery.com/

「5×緑の学校」番外編 は定員に達しました

2016-02-08 (Mon)

昨年は6月から10月まで「緑の学校」の第1弾の企画として「田瀬理夫のランドスケープ  Design details & Theory」全5回を開きました。

たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。

5
回を通して聞き手を務めてくださった西村佳哲さんから、「田瀬さんの講座の番外編をしましょう!」という素敵なご提案をいただきました。

「番外編」のテーマは「デザインという行為の前のお話」。
仕事の背景にはその人が「日々どのように暮らし、食べ、周囲の物事を見たり感じているか、小さなことの積み重ねがある」と言う西村さんが聞き手になって、田瀬さんにお話をしていただきます。

【田瀬理夫さんと、デザインの前の話 全1回】

話し手:田瀬理夫(造園家、プランタゴ代表)

聞き手:西村佳哲(『ひとの居場所をつくる』著者、リビングワールド代表)

日時 : 2月13日(土) 15時~18
 18時から  お菓子持ち寄りのお茶会を開きます。
場所 : 新宿区市ヶ谷仲之町2-10 合羽坂テラス#2
参加費 : 3500
お申し込みと詳しい内容はこちらからどうぞ
http://peatix.com/event/142220



緑の学校」は第2弾の企画を準備中です。
  第1回は4月9。ゲストスピーカーにstudio on siteの長谷川浩己さんをお迎えします。

恵比寿映像祭 テーマは「動いている庭」

2016-02-05 (Fri)

8回恵比寿映像祭「動いている庭」が211日から恵比寿ガーデンプレイス周辺施設で開かれます。

 

フランスの庭師で「動いている庭」の著者、ジル・クレマン氏のドキュメンタリーも上映されます。

http://www.yebizo.com/common/pressrelease/pdf/151021_Yebizo_press.pdf

 

あの「ルヴァン」のパンがやってきます!

2016-02-02 (Tue)

2月13日に「緑の学校」番外編 「田瀬理夫さんと、デザインの前の話 全1回」(聞き手 西村佳哲さん) が開かれます。

田瀬さんの講座の前に、あの天然酵母のパンの「ルヴァン」の甲田幹夫さんの公開インタビューが行われることになりました。

ルヴァンのパンのランチも楽しめます!



田瀬さんのインタビューを元にした「ひとの居場所をつくる」の著者である西村さんは、10年前に「自分の仕事をつくる」(ちくま文庫)を上梓されています。

甲田さんは、その本の中に登場なさっています。

西村さんは甲田さんのことをこんな風に紹介しています。
少し長くなりますが、引用させていただきます。
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彼らが焼いたパンには、他では得られない満足感がある。口
  
にすると、自分がなにかによって満たされた気持ちになる。
 
ミヒャエル・エンデは、仕事に対する愛はないが頭はいい、
  
そんな人々がつくり出す社会を「機能は完ぺきだけど、本質をま
  
ったく欠いた世界」という言葉で表現した。このパン屋にはそ
  
の逆のたぐいの仕事があるように思う。彼らのつくるパンはと
  
ても人間的で、エンデが語ろうとしている「本質的なもの」が、
  
みっしりと詰まっている気がしてならない。「ほらこれです」
  
と取り出して見せることは出来ないのだが、あのパンには、い
  
ったい何が入っているのだろう。それはどんな働き方の中で込
  
められているのか。
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ランドスケープとパンづくり。職種は違っても、田瀬さんと甲田さんの間で響き合うところが多いのでは、と思います。
「ルヴァン」は、東京の富ヶ谷と長野の上田にお店がありますが、緑の周りにもファンがたくさんいます。そんなパンを味わえる貴重な機会。ぜひ!

▪️
日時  2月13日(土)   11:00 ~ 14:00
▪️新宿区市谷仲ノ町2-10  
合羽坂テラス#2
▪️
参加費  パンの軽食付き  4000
▪️
詳しい内容とお申し込みはこちら
http://peatix.com/event/143967

 

 

▪️「田瀬理夫さんと、デザインの前の話 全1回」

詳しい情報とお申し込みはこちらから。
http://peatix.com/event/142220

蕗の薹(ふきのとう)顔出す

2016-02-01 (Mon)

オフィスの里山ユニットに、蕗の薹が顔をのぞかせました。

 

立春の声が聞こえるこの時期になると思い出す歌があります。

 

花をのみ待つらむ人に山里の雪間の草の春をみせばや

 

雪間の草には、きっと蕗の薹もあったことでしょう。

雪の下から青々とした蕾を覗かせるこの草に、昔の人は生命力の寿ぎを見たのではないでしょうか。

 

「春」とは、生命が「張る」という意味だと聞いたことがあります。

草木や鳥や虫たちが生命を躍動はじめる春。

蕗の薹は、そんな春の先触れです。

 

早めに摘んで、天ぷらにしたり、蕗味噌にしたり。

早春の味わいは少しほろ苦く、体内に春の息吹を取り入れたような爽やかさがあります。

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「5×緑の学校」番外編 【田瀬理夫さんと、デザインの前の話 全1回】

2016-02-01 (Mon)

※ご案内していました以下のイベントは残席1となりました。


本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


昨年は6月から10月まで「緑の学校」の第1弾の企画として「田瀬理夫のランドスケープ  Design details & Theory」全5回を開きました。
たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。

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回を通して聞き手を務めてくださった西村佳哲さんから、「田瀬さんの講座の番外編をしましょう!」という素敵なご提案をいただきました。

「番外編」のテーマは「デザインという行為の前のお話」。
仕事の背景にはその人が「日々どのように暮らし、食べ、周囲の物事を見たり感じているか、小さなことの積み重ねがある」と言う西村さんが聞き手になって、田瀬さんにお話をしていただきます。

【田瀬理夫さんと、デザインの前の話 全1回】

話し手:田瀬理夫(造園家、プランタゴ代表)

聞き手:西村佳哲(『ひとの居場所をつくる』著者、リビングワールド代表)

日時2月13日(土) 15時~18
 18時から  お菓子持ち寄りのお茶会を開きます。
場所新宿区市ヶ谷仲之町2-10 合羽坂テラス#2
参加費 : 3500
お申し込みと詳しい内容はこちらからどうぞ
http://peatix.com/event/142220



緑の学校」は第2弾の企画を準備中です。
  第1回は4月9。ゲストスピーカーにstudio on siteの長谷川浩己さんをお迎えします。

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