恵比寿日和

2025.07.06 田島ヶ原観察記録

2025.07.06
天気:晴れ
気温:28度

写真1_P7060743.JPG
暑い。
今年も酷暑がやってまいりましたね。夕方足を運びました。夕日にたなびく草地をみて心がとろけそうですが、暑くて体もとろけてしまいそう。

写真2_P7060756.JPG
入口の様子がこちら。オギとヨシが混じって育つサクラソウ自生地は草丈が2mは優に超えてしまい、散策路もまさに藪の中。潔く進みます。

写真3_P7060785.JPG
ツル植物を何種類か。こちらはシオデ(雄株)。花被片が反り返り、雄しべが突き出す様子が線香花火のよう。

写真4_P7060781.JPG
コバノカモメヅル。ワイン色の花が咲いています。

写真5_P7060766.JPG
キレハノブドウ。切れ込みが深いのでそのような名称ですが、ノブドウとの区別ははっきりとされてないようです。

写真6_P7060801e.JPG
ウマノスズクサ!果実が馬の首につける鈴に似ていることから命名されたようですが、葉っぱも縦に長く、基部の両脇は耳のような形。葉っぱこそ馬みたい。食虫植物なのもあってか、花をまじまじみてると小さなお化けのような、ろくろ首のような...。

写真7_P7060827.JPG
そうこうしているうちに草地の奥の方まで。そこであっと声が出てしまいました。あの鮮やかな橙色は...。

写真8_9.JPG
ノカンゾウです。一日花のノカンゾウは咲いたその日の終わりには枯れてしまいます。今日見た花は明日は見られないと思うと...。

写真10_P7060802.JPG
ノカンゾウの隣で咲き始めていたのはシロバナサクラタデ。雌雄異株で、今回見つけたのは雄しべの方が長い雄花。雌株は雄株と比べて少ないようなので、今後見つけられれば。

もっさもさの草の中。明るいところにも暗いところにも自分の場所を見つけて元気に育つ植物たち。力強いですね。

                                      R.T.

前のページに戻る
ページの先頭へ戻る