恵比寿日和

寒気が押し寄せる候ですが、東京は師走日和の一日でした。小春日和とも。
昔は冬枯見といって、今日のようにお天気の良い日にわざわざ枯野見物に出かけたりしたそうです。
確かに枯葉もよく見るとシックでお洒落で、冬ざれた色調は季節感とあいまって味わい深いものがあります。

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写真:新宿 合羽坂テラスから 撮影 masacoさん

立冬から数えて十五日目が小雪。季節が一つ進み、合羽坂テラスも枯れ色が増してきました。

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写真:新宿 合羽坂テラスから 撮影 masacoさん

置き忘れた秋がようやく戻ってきたような秋天のなか、暦ははや冬へ。
暦の上では冬とはいえ、東京では紅葉の見ごろはこれからです。
イロハモミジやガマズミが色づきはじめた合羽坂テラスに、赤蜻蛉が訪れてくれました。
照紅葉、赤蜻蛉、夕焼け小焼け。
こんな都会の真ん中にも、昔ながらの童謡を思い出す景色があります。

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写真:新宿 合羽坂テラスから 撮影 masacoさん

秋天に恵まれた今日の東京。二十四節気は、寒露から、露が凍って霜になる候へと季節が進みました。
合羽坂テラスでも、葉が色づきはじめています。
なかでも赤が際立つのはニシキギです。
名前の通り見事な紅葉を見せる樹で、この時期には紅色の実を結びます。 
ニシキギは、面白い樹で、枝に「翼」と呼ばれる板状の張り出しをつくります。
こんなものを苦労してつくるわりには、その目的がよくわからないと聞いたことがあって、そんなところにもなんとなく愛着がわく樹です。

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写真:新宿 合羽坂テラスから 撮影 masacoさん

二十四節気は、秋分を挟んで白露から寒露へ。
草花に白く宿った露が凍って霜になる頃。
朝夕冷える時節とはいえ、ここ数日の急な冷え込みには常ならぬものとを感じます。
ここにも気候変動の影響があるのか、秋晴、秋風、秋の空、そんな爽やかな秋が遠くなってしまったような気がします。
合羽坂テラスでは、ガマズミが艶やかな赤い実を結んでいます。
ガマズミは、春にはレースのような花を咲かせます。
春にも秋にも楽しめて、実は果実酒にも。
里山ユニットに定番の植物です。

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写真:新宿 合羽坂テラスから 撮影 masacoさん

昼と夜の長さが同じに。
夜の長さを感じる季節になりました。
秋の夕暮れ、秋の宵、秋の夜、秋の夜半と、夜の深まりを呼び分けるほど、私たちは秋の夜長に親しんできました。
合羽坂テラスでは、ヤブランやホトトギスの花が咲き、ゴンズイの実が赤い花のような姿を見て見せています。

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写真:新宿 合羽坂テラスから 撮影 masacoさん

秋の月に冴え冴えと照らされて白く光る露を白露(しらつゆ)といいます。
秋の露とお月様は切っても切れない仲のよう。
白露を月露、月の雫とも呼ぶそうです。
朝日が昇ると消えてしまう儚さはどこか日本人の心を捕えるのかもしれません。

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写真:新宿 合羽坂テラスから 撮影 masacoさん

暑さが峠を越す頃。台風の季節でもあります。
秋の気配に調子を合わせるかのように、里山ユニットのヤブランとノシランの花穂が上がってきました。
ヤブランもノシランも常緑の草花で、暑さにも寒さにも乾燥にも強く、株も次第に大きくなります。
冬枯れのなかでも緑の存在感のある植物で、里山ユニットには定番の植物です。
細いしなやかな葉はよく似ていますが、ヤブランは紫の花、実(種)は黒く熟します。ノシランは白い花、実(種)は宝石のラピスラブリーを思わせる美しい青を発色します。

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写真:新宿 合羽坂テラスから 撮影 masacoさん

立秋の初候は「涼風至る」、次候は「寒蟬(ひぐらし)鳴く」です。
カナカナと鳴く蜩(ひぐらし)には、どこか物悲しい夏の終わりの風情が漂います。
それかあらぬか、蜩や法師蝉は秋の季語とされ、寒蟬ともよばれます。
残暑に喘ぐ日々ですが、古歌のように、目にはさやかに見えない秋を、緑陰を抜ける風の中にさがしてみるのもよいかもしれません。

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写真:新宿 合羽坂テラスから 撮影 masacoさん

大福ともみじ

来客用のお菓子に、合羽坂テラスの里山ユニットの紅葉を添えました。

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身近に植物があると、ちょっとおもてなししたい時に助かります。

会社のある合羽坂テラスの近くに玉屋さんという和菓子屋さんがあって、なんと苺大福発祥の店。昭和60年に3代目大角和平さんが発明したそうです。

元祖 いちご(苺)大福 - 東京都・新宿、銀座の和菓子製造、和菓子販売の大角玉屋
https://www.oosumi-tamaya.co.jp/

葡萄や柚など季節の果物が入った大福もあって、これがまたなかなか美味しいのです。

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