恵比寿日和

2009年

NOEL BLANC

NOEL BLANC


那須に住む作家のRARI YOSHINOさんにお目にかかった。


RARIさんは、元々バッグのデザインをされていたとのことだが、今はイラストレーターでもあり、ショップのデザイナーでもあり、スタイリングのプロでもあるクリエイター。でも、何より那須でのナチュラルで気持ちのいいライフスタイルが素敵な、「生活の実践者」でもある。


RARIさんの個展が、代官山のメゾンゴッドナルスキーで開かれている。


http://maisongodnarski.typepad.com/photos/noel_blanc/index.html


タイトルは、NOEL BLANC。


テーマは紙。


紙のオブジェやメッセージカードやサシュ。


白い紙の世界に虫や鳥や草花が遊んでいる。


聖夜のように、静謐で穏やかな世界。


手に取ると優しい気持ちになれるモノたち。




これはね、印刷所で紙を裁断した後の余りなの。


小さな端布が出るでしょ。これもこうしてちっちゃな袋にしてサシュにすると可愛いわね。


これは剪定されて捨てられそうになっていた枝をもらってきたの。知り合いの作家の方に枝を飾るための花器をつくってもらったのよ。


那須に住んでいるとたくさんの植物を楽しむことができるの。野の花が枯れるでしょ。

その種をとって、こんな風に飾ると、ほら、素敵ね。



次々と語られるモノへの想いを聞くうちに、とてもよくわかったことがある。


それは、見捨てられたモノ、役に立たないと投げ出されたモノを慈しむ気持ち。


彼女はそれらをひとつひとつ愛おしんで、新しい命を吹き込むように作品を創っているように思える。


こんなメッセージカードなら、きっと優しい気持ちを伝えられる。

クリスマスに微笑む人のように。

大切なものをそっと包み込む手のように。


           

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裁断後の紙でつくった教会と小鳥のオブジェ。

これだけでクリスマスな気持ちになれます。

 

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これは、栄養ドリンクの瓶。
綺麗なニットのセーターを着せてもらって、
一輪挿しになりました。

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小さなタンポポの種を袋につめたメッセージカード。
花が枯れた後に残る、こんな種にも美しさがあることを教えられます。

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冬の枯れ枝も美しいことに気づかされます。

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よく見ると、こんなに冬芽がふくらんでいます。
冬の間も樹々は、一生懸命春の準備をすすめているのですね。
 
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ギフトのラッピングやメッセージカードも素敵です。
 

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Kissing Under the Mistletoe

クリスマス、mistletoe(宿り木)の下ではキスをしてもいい、というのは古いヨーロッパの風習と伝え聞きます。
小説や映画にそんなシーンが出てくるけれど、実は宿り木ってどんな木か知らない、という方も多いのでは。

鎌倉のお宅に剪定のメンテナンスに行ったK橋さんが、剪定した後の宿り木の枝を束にして持って帰ってくれました。
宿り木の実は、熟すと黄色(もしくは白)になるのですが、これはまだ若いですね。
グリーンの色がみずみずしくて綺麗です。

剪定した残りの枝もこんな風に束ねると素敵に見えます。

伝統的なクリスマスの持つ穏やかで優しい気持ちになれる窓辺の飾りになりました。

                                                                                                         

 
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木婚式の里山ユニット

11月の3連休の最終日、夫とふたりで5×緑のユニット生産拠点でもある「矢澤ナーセリー」を訪問しました。

→ 矢澤ナーセリーの詳細はこちら

去る10月に結婚5周年を迎えた私たちは、何か記念になるものが欲しいなぁと
考えていました。 でもアクセサリーや食器はありきたりだし・・・と悩んでいたときに
結婚5周年というのはイギリス式で「木婚式」であることを知りました。
「5」周年で、「木」・・・となると、それはもう「5×緑」しかない!というわけで
ユニットをひとつオーダーすることに。

5×緑のスタッフとして働くようになってもう1年以上たちますが、ナーセリーを訪問する
機会に恵まれていなかったこともあり、これを機に生産現場の見学を兼ねて
ユニットは自分で作ってみたら?!というありがたいお話に。

木婚式の記念品ということで、夫とふたりで里山ユニットの製作体験をすることになったわけです。

 

***

 

矢澤ナーセリーは、茨城の田畑に囲まれたのどかな場所にあります。
オーナーの矢澤さんは、ここで日々植物たちに囲まれて仕事をしています。

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矢澤さんは本当に植物のことをよくご存知な上に、もともとは環境計画や造園の
コンサルタントでしたので、本当にお話が上手なのです。夫婦ですっかり聞き入って
しまいました。 


***


さて、肝心のユニット製作開始です。何も入っていない金網のカゴからはじめました。
今回我々がオーダーにしたのは、背面パネル付きのスリムタイプユニットです。

 

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矢澤さんが細かく指導してくださいますが、なかなか思うようにいきません。
すべてが手作業なので、やはり知識と経験が必要な工程です。

 

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夫婦であれこれ悩みながら、共同作業をすすめていきます。

 

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5×緑では、人工軽量土壌の「アクアソイル」を使います。
保水性が高くて軽いので、都市緑化にはぴったりです。
見た目にも白い粒がとってもきれいなんです。

 

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なんとか土台ができあがったら、やっとランチタイムです。
こうやってひとつひとつ手作りされているユニットですが、数が多くなると
なかなか大変な作業になるんだろうなぁ・・・・と実感です。

***

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午後からは、植え込む植物を選びます。矢澤さんからひととおり説明を受けると
夫婦であれこれと悩みながら植物を選んでいきます。難しいけれど
一番楽しい工程かもしれません!

 

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夫もすっかり植物選びに夢中でした。普段はIT系を仕事をしているのですが
矢澤さんと植物の魅力にどっぷりはまってしまい、今にも矢澤さんに弟子入り
してしまいそうな勢いです。

 

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次は、選んできた植物を配置します。ここが一番難しい!
ひとつひとつ好きなものを選んできても、全体のバランスを整えるのが
難しいのです。性格もでてしまうところですね・・・

 

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散々置いたり外したりを繰り返した結果、こうなりました。 

どうでしょう、里山の風景にみえますか? 
ちょっとよくばりなところが、私たち夫婦らしいかも!!

 

最後はこの植物たちをひとつずつアクアソイルの土台に植え込んで、少しお化粧をして完成です。

 

R0012856.jpgさあ、できあがったユニットと一緒にパチリ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すっかり日も暮れる時刻になっていました。
まさに1日がかりの作業ですね。
矢澤さんがつくってくださるユニットに比べると、すこしデコボコな印象ですが(笑)
ふたりで一生懸命つくったので、よい記念になりました。
大切に育てていこうと思います。

 

もちろん、お客様のユニットは、矢澤さんがひとつひとつ心を込めて
つくっています。今注文されている皆さまは、ぜひ楽しみに待っていてください!

 

これまでに、馬頭の里山を訪れ、守ろうとしている風景と営みを知り
アネックスがプロデュースし、田瀬理夫氏がデザインを手がけた
遠野のクイーンズメドウ(※)にて5×緑の原点に触れ、
そして今回やっと、「5×緑」が形になる現場を体験することで
小さな欠片がつながってきました。

 

お客様ひとりひとりに、すべて同じ体験をしていただけたら、5×緑のことを
もっとよくわかっていただけるかもしれません。でも、なかなかそうもいきませんよね!
なので、このストーリーを、メッセージを、皆様にいかにうまく伝えていけるのか
もっと考えていこうと思っています。 

 

(※)遠野のクイーンズメドウについては、後日レポートをアップ予定です。

四国・愛媛に住む母は御歳81歳。おかげ様でとても元気でいてくれる。

昔から変わっていないのが、「宅急便魔」。

「おいしそうだったから」 とか 「お買い得だったから」 といっては、なんだかんだと送ってくれる。

父が生きていていたころは、手づくりの味噌、佃煮から、ジャム、飴、煮物に至るまであれこれしょっちゅう送ってくれていた。

自分で料理することが少なくなってからは、さすがにおかず類を送ってくることはなくなってきたが、今でも送ってくれるのが地域でとれた新鮮な野菜や果物だ。

「こっちにも売っているから」 「まだ、前のが残っているから」 といっても、耳には届かないらしい。要するに送るのが趣味なのだ。 ( 本人にそういうと、機嫌が悪くなるので、最近はホントにありがとう!!としか言わないことにしている)

つい先日送ってきてくれたのが、お隣、徳島県の名産の 「鳴門金時」 。

焼き芋はホクホク派でなく、しっとり派である私としては、サツマイモの種類数あれど、このサツマイモが日本一と思うくらい、おいしい。

すう~と薄黄色に焼きあがった鳴門金時をパコッと割ったら、そこにバターを滑りこませて、そのままバターナイフですくって食べるのが私流。(チョットオギョウギワルイカモ) 

そこにたっぷりのアメリカンコーヒーがあると、とってもしあわせ~~

でもって今回の句会、お題の一つは「焼き芋」であった。

冒頭の 「くれなゐの......」は、鳴門金時を焼いたという、そのまんま、それだけの句である。

あと一句は

     すきとほる思ひで 芋を焼きにけり         結女

この句も鳴門金時を焼いている時の句である。

鳴門金時さん(そして、母にも )ありがとう!!

あなたがいなければ、今回の兼題はこなせなかったのです。

ちなみに、「焼き芋」という難しい兼題でありながら、句会のみんなからはすてきな句がいくつもうまれていた~。

                                  

     焼き芋や 黄金の芯 そっと噛む          静夜

     石焼き芋 昨日の記事に巻かれおり        人魚

     焼き芋の 大壺のあり 蛸薬師            桃兎

                                                                                                                                                  

秋の恵み4 柚子湯

11月の半ば、5×緑の里山ネットワーク馬頭のイベントにお誘いを受けてうかがった折り、おみやげに柚子をたくさんいただいた。

そこで、ちょっと贅沢に柚子湯を楽しむことに。。。

柚子は、冬至に入ると風邪をひかないとか。

冬至と湯治をかけて、こんな俗説ができたという話もあるようだが、柚子湯は実際に血管の拡張作用や美肌効果もあるらしい。

ちょうど馬頭からも霜の便りが届いた。

https://www.5baimidori.com/satoyama/activity/200911-post-13.html


寒さの身にしむ夜、柚子のいい香りに包まれたお風呂に入るととっても幸せな気分になれる。

                                                                                                         

IMG_2160.JPG柚湯-thumb-140x105-381.jpg




里山から恵みが届く!  
いきおいオフィスの冷蔵庫にはこんなはり紙がしょっちゅう貼りだされることに。。。今回は椎茸といくら。私たちが来ることを知った馬頭のお父さんが、産卵のために川を上ってきた鮭をつかまえてくれたのです。 スゴイ。

                                                                                                         
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瓶に一杯のイクラは順調になくなってます。
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どんぐり道の思い出

家から小学校までおよそ2キロくらいあっただろうか。

毎日同じ道を歩いて帰るのはつまらないので、本通りをはずして、いろいろな道を歩いて帰った。

わずかな距離でも、道が違えは、風景も違う。

ことに一人で帰るときの寄り道は、小さな冒険をしているような気分で楽しかった記憶がある。

今考えれば危なっかしいことだけど、そんなことが許されていたいい時代だったのだろう。

知らない道とはいえ、自分のテリトリーだったので、怖いと思うことはなかったが、ごくたまに道に迷って、どうしても帰り道にたどりつけなくなることがあった。

「あれ~~、あれ~~」と思っているうちに、どんどん違う方に行ってしまっていて、全く知らないひと気のない風景が広がってくる。

そのうちだんだん日も暮れて、途方に暮れて泣きたくなってしまう。

「どうしよう、どうしよう......」と思いながら、どんどん走っていると、いつのまにか、どこかで見たことのあるような風景になって、結果的には、なんとか家にたどりつけていた。

そんな迷い道は自分だけの秘密ではなく、なぜかみんなも 「どんぐり道」 と呼んでいた。

半ベソかいて家にたどりつくと、
「あら、またどんぐり道に行ってたの?」 と姉にはよくからかわれたものだった。

その時のこころもとない気持ちと、ほっとした気持ちは、大人になった今も昨日のことのように思い出される。

あの頃、とんでもなく家から遠かったように感じた 「どんぐり道」 は距離にするとほんのわずかな寄り道だったに違いない。

それにしてもなぜ、「どんぐり」だったのだろう。

「どんぐり」という言葉は、語感のかわいらしさと滋養タップリの食べ物のイメージがないまぜになって、童話の世界でみた動物たちのあたたかな冬眠室を連想してしまう。

それが「どんぐり道」となってくると、なんだかそのまま冬眠に導かれていくような、どこか不思議で、もう戻れなくなるような異次元のイメージを子供ながらに感じていたように思う。

今、どんぐりが降りおちている晩秋......。

このころになると、もう家に帰れなくなるのではないかと、必死で家路を探して歩いた子供のころが無性になつかしくなってくる。


ポケットはどんぐりだらけのアリスかな

 

                                                                                                                  

091102_donguri.JPGのサムネール画像
晩秋の遠野で出会ったどんぐり道
 

秋の恵み2 新米届く

馬頭から新米が届きました。

馬頭は、5×緑の里山ネットワーク拠点。その中心である佐藤さんには、いつもお世話になっています。その佐藤さんの田んぼで穫れた、秋の新米。これ以上ない季節の便りです。

我がオフィスには、馬頭の米を筆頭に、先の「山栗届く」でご紹介した遠野からも、関西の里山活動でご縁ができた京都の安田さんからも、お米が届きます。
当社のお給料は石高制になるというウワサも。。。

ちなみに、遠野のお米は、馬の堆肥でつくるので「馬米」と書いて「うまい」。(このシャレがうまいんだかどうだかは。。。?)

お米は、それぞれに違う味わいがあります。

馬頭のお米は、もちもち感があって、冷えてもおいしいんです。

                                                                                                                                                                         



 

柿が色づき始めてきた。

 

柿といえば

 

  「柿食えば鐘がなるなり 法隆寺」

 

が何といっても有名だが、私は同じ子規の句でも、この「つり鐘」のほうが好みである。

病間の子規が、京都の僧侶からお見舞いにもらった「つり(釣り)鐘」という柿を食べ、そのお礼代わりに読んだという句だという。

 

食べた柿の、その蔕のところが渋かった。ただそれだけのこと。

 

でも、このときの子規は不治の病に侵されていた。

 

近づいてくる死を前にして、これが最後の柿かもしれないと思いながら、はじめての口にした品種の柿のヘタのところが「渋かった!」。

 

それはきっと子規にとっては、「大発見」な出来事だったに違いない。

 

病床にありながら、健康的だった子規の晩年の生き方は「仰臥漫録」などの書物を読めば歴然である。

 

淡々と何気ないようにみえる句のどれもが、いつ読んでも味わい深く、すがすがしい気持ちにさせてくれる。

 

さて、今月の句会の兼題は「柿」......

同郷の大先輩でもある子規に敬意を表して何とか 「会心の句を!」と思ったのだか、これがなんともデキナイ。

 

   柿届く 15万石 城下より 

 

ちょっとおふざけっぽいかな~思っていたのに、2人が点を入れてくれたので、ちょっぴりうれしかった。

 

さすがと思える柿の句がいくつもあったので、こっそりご披露。

 

木守柿と名前を変へてひとつ柿       桃兎

 

   モノクロの里に灯りし熟柿かな       静夜

 

柿は晩秋の"ともしび"だと実感した次第。

                                                                                                                  

 

   

その嘘は罪ですか。

棚田が広がる小さな村。
コンビニひとつなく、住民の大半は高齢者。
この村に赴任した一人の医師。
村人から神様、仏様と頼りにされていたこの医師は、
実は医師免許を持たない贋物だった・・・。

「ディアドクター」
先日有楽町のシネカノンで笑福亭鶴瓶主演のこの映画を見た。

本音と建前。
生と死。
都会と田舎。
老人と若者。
善と悪。
本物と贋物。

自分の中にも相対するものが存在し、
白か黒かつけられないことに戸惑う自分がいて
そんなことにがむしゃらになったり、びびったり、意地になったりする自分もいる。

そんな気持ちのゆらぎを丁寧に丁寧に紡ぎだした映画だと思う。

ちょっと考えさせられたのです。
本当に大切なことって何だろう・・・
本当のことって何だろう・・・

観たあとは
自分や他人に対して優しくなれる、
そして、ちょっぴり刺さる映画でした。

 

                                                


http://deardoctor.jp/

 

 

 

 

萩や小萩

お月見に、薄と一緒に萩をそえるのは、昔からの風情のある習わしです。

そんなこともあって、萩といえば楚々とした、かよわくも健気に咲く野花のイメージがありました。
だって、萩の方とか小萩の君とか、いかにも雅な昔の物語に出てきそうな名前じゃありませんか。
確か、源氏物語でも幼く寄る辺ない源氏の君を小萩になぞらえていたような。。。

その萩がうちにも植わっています。

ところが、その生命力の強さといったら!

あんまりワサワサと伸びて、狭い通路をふさぐので枝を切るのですが、切っても切っても伸びてきます。その伸びる早さの早いこと。
どこが楚々じゃー!と、思わず突っ込みたくなります。

実際、一雨ごとに伸びる感じ。朝、出かけるときに「えーっ! 君、昨日までそんなところにのびてなかったよねー」と抗議(?)することも。
だって、雨の日に萩の横を通るとびしょ濡れになるんです。

最初は「花芽を切るとかわいそーだなー」と思って、おそるおそる枝をカットさせてもらっていたのですが、当の本人は平気! っかんじでどんどん花も咲かせます。

というわけで、私の今の萩のイメージは「日本でもっともたくましい花のひとつ」という風に変わってしまったのでした。

                                                                

うちの庭の「萩の君」
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秋の恵み1 山栗届く

遠野から、山栗がどっさり届いた。

5×緑の母体であるアネックスでは、もう10年も前から遠野でのプロジェクトを続けている。
その名も「馬100頭プロジェクト」。
元々馬産地で、人と馬とのつながりの深いこの地に、もう一度人と馬と自然の暮らしを取り戻そうというもの。
まだまだ構想段階だけれど、実験施設(ゲストハウスに森に田んぼ!)は既にできており、
ハフリンガー種という、それは美しい馬6頭がここで暮らしている。

その遠野から山栗が送られてきた。
今年は栗の大豊作で「毎日拾いきれない」ほどとか。

山栗は小ぶりだけれど、味は濃くて甘〜い!
秋の恵み満喫である。

                                                  

遠野からのレターと山栗
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さっそくみんなで茹で栗をつっつく

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K橋さんが遠野の栗で作った渋皮煮。うまし!
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先の「魅惑のスコーン」で登場した米田氏の栗きんとん。流石にできる!
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魅惑のスコーン

カメラマンの米田さんが打ち合わせにやってきた。
お手製のスコーンを持って。

米田さんには、5×緑の多くの写真を手がけていただいている。
人の表情を撮るのがとても上手で、グリーンを撮っても不思議と表情が出る。
人と緑の関係が透けて見えるような素敵な写真になるのである。

その米田氏のお得意が料理。
なかでもスコーンはとてもおいしくて、私の周りでは「絶品!」との呼び声が高い。
一度食した女子は「Mr.yonedaのスコーン」と聞くと目の色が変わる。

この日も「スコーン焼いてきましたよ」の一言に、打ち合わせはそっちのけでさっそく紅茶を淹れて至福のティータイム。
いつもはオフィスにいないT本さんが、こういうときだけはしっかり居るのはさすがである。

米田さんのスコーンは外は香ばしく、中はしっとり。ぱさぱさ感とは無縁である。
上手につくるコツは「イギリスのおばちゃんの気持ちになること」とか。
(うん、たしかに得意そうだね、米田さん。。。)
細かいことは気にせず、おおらかに、が大切だそうな。

最後にMr.yonedaのスペシャルレシピ載せておくので、ご興味のあるむきはとうぞ。

                                                  

おいしい、おいしい焼きたてスコーン
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幸せのティータイム
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<Mr.yonedaの魅惑のスコーン レシピはこちら>

材料

小麦粉(薄力粉):280g

バター(有塩):125g

ベイキングパウダー:ティスプーン2杯(小さじ2杯)

砂糖:テーブルスプーン1杯(大さじ1杯+小さじ1杯)

塩:ひとつまみ

牛乳+生クリーム:100cc(それぞれ50ccずつでOK)

タマゴ(全卵):2こ

レーズン:ひとにぎり(お好みで)


ホイップ用に生クリーム(生地に入れた残り150ccで 

OK)、お好みのジャム



 小麦粉は、いろいろな種類(値段)のものを使ってみましたが、びっ 

くりするほど味は変わらないです。ただ、いいものを使うと、口当たり 

が上品になる感じはします。お好みで。ニュージーランドで作ってた時 

は、向こうのスーパーでは、「薄力粉」「中力粉」などというカテゴラ 

イズが見当たらず、結局、お世話になったお宅にあった、何粉とも判別 

のつかない、ただの「フラワー」を使いましたが、少しワイルドな味が 

して、なかなか風味もよく、おいしかったです。

 バターも、いろいろなものを使ってみましたが、これも、目をむくほ 

ど、味は変わらないです。普通の雪印のバターで十分ですね。逆に日本 

で上等とされているバター(カルピス製など)は、(スコーンで使って 

みた限りでは)味が淡泊な感じで、ちょっといまいちかなという印象で 

した。発酵バターを使うと少しこくがでますが、まあ、ふつうのバター 

でじゅうぶんだとおもいます。

 砂糖の量は、日本でいうところの大さじ1杯+小さじ1杯が、 

適量かと思います。ずっとテーブルスプーンは、大さじと同じだと思っ 

ていたのですが(事実、大半のテーブルスプーンは、大さじと同じ 

15ccです)うちで使っていた、ニュージーランド製のテーブルスプーン 

で、計ってみたら、20ccありました。あらら。

2,3度、本来の大さじの量で、スコーンを作ってみたのですが、なんだ 

か、素っ気ない味になってしまっいました。それ以降、+小さじ 

1杯増やして作っています。


 ジャムは、お好みで、いろいろ試してみて下さい。オーソドックスに 

ストロベリーでもいいですし(イギリスで食べたものは、ほとんどがス 

トロベリーでした)、ベリー類は、なんでもイケるとおもいます。た 

だ、生ジャムっぽいものよりは、甘味の濃いほうがおいしいです。



 作り方。


 まず、バター125gを計量し、握りつぶしやすい大きさに、ナイ 

フで切り分けます。この時、包丁など使わないように、あぶないでっ 

せ。食事用のナイフがいいと思います。それを冷凍庫に入れて、固めま 

す。15~20分くらいでいいと思います。あまりカチカチにすると、 

あとで、握りつぶしにくいので。

 バターを冷やしている間に、小麦粉を280g計量し、そこにベイ 

キングパウダー、砂糖、塩、を入れて、ナイフかなんかで、ざくっと適 

当にまぜておきます。ふるう必要はありません。


 このあたりで、オーブンの準備をしておきます。220℃、 

15分を目安に、予熱しておいて下さい。


 冷凍庫から、バターを取り出し、さきほどの粉の中に、放り込み、フ 

レーク状になるように、練りこんでいきます。ここがポイント。親指と 

人差し指、中指ですばやくつぶしていきます。バターが溶けないうちに 

ね。やわらかくなってもそんなにあせる必要はありませんが、気持ちは 

「手早く」。フレーク状の粉+バターがぼそぼそって感じになれば 

OK。作業が終わる頃には、親指の付け根が疲れて、しびれる感じになり 

ます。ちなみに、このレシピを教えたぼくの従姉妹の話では、ここの 

パートをフードプロセッサで楽にやってるそうです。「全然、問題ない 

よ、お兄ちゃん」って言ってました。もし、手作業がきつければ、お試 

しを。

 次に、タマゴ、牛乳+生クリーム、レーズンを生地に加え、手早く、 

へら状のもので混ぜ合わせます。

 このベロベロの状態のものを、打ち粉をふった台の上に置き、手にも 

打ち粉を付けて、ざぶとんを二つ折りにするように、生地を半分にし 

て、手のひらの下半分に体重をかけてギュッと押さえつけます。また、 

二つ折り、ギュッ、また半分、ギュッ、この作業を生地がまとまるま 

で、1~2分くらいかな、続けてください。ここもポイント 

です。すばやくです。

 もし、真夏で気温が高かったり、卵が大きくて、液体の量が多く、生 

地がゆるゆるすぎたら、ここで、打ち粉の量を多めにし、練り込んで 

いって、ほどよい固さにもっていってください。手にくっつかないくら 

いが目安です。

 生地がまとまってきたら、こう、手のひらでぺたぺたと、厚さ 

1.5~2cmくらいになるように伸ばし、だいたいの形を整え、さっ 

きのナイフかなんかで、12等分に切り分けます。ぼくは、いつ 

も、やや横長の四角にして、縦に3つ切り目をいれて、4等分、 

それを横に2つ切り目入れて3等分にしています。少々ぶかっこ 

うな方が、イギリスっぽくていいかもしれません。どうしてもお上品に 

したいのであれば、丸い型で、型抜きをするやりかたもありますが、そ 

れは、お好みで。

 さいごに、オーブンに、ほうりこんで、220℃で15分く 

らい(これもオーブンによってくせがありますから、だいたいの目安で 

す。うちのガスオーブンは火の通りが早いので、少し低温にして時間を 

長めということで、200℃で20分にしてます、玉井さんと 

ころもガスオーブンだったら200℃20分のほうがいいか 

も)。

焼いているあいだに、さっと生クリームをホイップしておきます。

黄金色に焼き上がったら、できあがり。おおかみが口をあけたようにふ 

くらめば、OKです。



上等の紅茶なんぞ用意して、


ふわふわのホイップ、おいしいジャムをたっぷりつけて、召し上がって 

ください。

あー、また、食べたくなってきた。

 

薔薇の剪定

CIMG7184.JPGのサムネール画像庭のあるくらしになって17年。

引っ越してきた時は、いわゆる英国ガーデニングブームとあって、毎週末にはガーデングセンター通い、夜は園芸雑誌に首ったけ。

せっせと薔薇とハーブの苗を買いこんで、毎週のように植え付けた。

節操なく、「これは!」と思う薔薇の苗を片っ端から植えていたものだから、狭い庭は、2~3年もすれば、もうてんこもり。

それでも、何やらナチュラルガーデン風(いや、ワイルドかも)になってきて、それなりに気に入っていた。

でも、さすがに在来種を扱う5×緑に出会ってからというものは、とても自分の庭に違和感(ちょっとした罪悪感)を覚えるようになり、ことにこの数年は、かわいそうにほったらかし。

手入れをしないうちにどんどんイングリッシュローズ系はだめになってしまった。

それでも何とも強いのがつるバラ系の数種と、マリアカラスというよく知れた赤いモダンローズ。
 
この方々は、本当に何もしなくても、毎年次々と花を咲かせてくれ、「こんな私なのにありがとう」と思わず手を合わせたくなる。

ただ、つるバラ系、修景薔薇といわれる種類の方々は異様ともいえる繁殖力でわが狭い庭を席捲してくれるので、剪定するのも格闘技じみてくる。

いまだバラの剪定の仕方は、マニュアルを読んでもよくわからず、勝手にスパスパ切っている状態。

なもので、剪定後の庭は下手な散髪屋から帰ってきた田舎の男の子状態。

なのに一年もたつとまたまたぼさぼさ状態になるから薔薇の繁殖力は本当にすさまじい。
 
余談ですが、前回の句会のテーマな「薔薇」。
かくしていい句は一つもできませんでした。
(以上、言い訳でした)

                                                                                                                  

梅干し 2つ

八月の終わりに、京都は美山の里山にお邪魔した。

澄んだ流れの残る美しい里山で、鮎や蛍もまだまだ身近にたくさんいるとか。

さて、里山を訪ねると「お約束」なのがお土産をもたされること。
里山の人々は、いつだって実に気前よく「あれもこれも持って帰れ」と、都会暮らしの私が「えっ!?こんな貴重な山の幸をこんなに?」と驚くようなお土産を持たされるのが常なのだ。(竹の子やら山菜やら天然のキノコやらを前に、貧乏性の私はついつい「この間スーパーで6個パック480円もしたのに」などと考えてしまう。。。)

で、美山は梅干しである。

お世話になったお宅の軒先に大層おいしそうな梅干しが干してあった。

夏の日差しを浴びて、表面はふっくらと柔らかく、いかにも滋味豊かな風情。

東京から来たわたしたちは、ついつい、つまんで食べてしまった。勧められてもいないのに。(おいおい)

それを知った奥様は笑って「どうぞ、好きなだけ持って帰って」。

というわけで、我が家の食卓には今、おいしいおいしい梅干しが並んでいるのだが、実は我が家には、もうひとつ栃木の馬頭でいただいた梅干しがある。

美山の梅干し

5×緑の里山ネットワークである栃木県の「馬頭の森」の佐藤さんのお母さんは、近所でも知られたお料理上手である。うかがうたびに、至福の里山のご馳走が待っている。
有り難いことに毎年お手製の梅漬けを頂戴する。
こちらの梅干しは、とてもフルーティで、口に含むとふわっと梅の香りが広がる。

梅干しも里山ごとに、作り手ごとに色々。
もっといえばきっと年ごとに違うんだろうなあ。
梅干しを見て思う。
梅干しひとつの向こうに広がる、日本の昔ながらの暮らしの豊かさや楽しさ。

馬頭の梅干し
 
 
                                                  



朝の散歩

前夜どんなに遅くても、できるだけ早朝散歩するようにしている。
 
まだ日の明けきらぬうちにそうっと家を抜け出して、小一時間
ふらふらとあたりをきままに歩く。
 
きっかけは、運動不足解消だったので、できるだけ歩数を稼ぐような
カロリー消費型の歩きをしていた。

ところがあるとき、散歩歴40年という、散歩の達人から、「そんな歩き方
は散歩とは言わない」とたしなめられた。

そのご老輩曰く----
 
「散歩には散歩道("どう"と呼びます。"みち"とはよみません、
念のため)があって、できるだけ何も考えず、ただ自分も自然の一部として、
何も考えずに歩く。そのうちに自分を感じなくなってきている」。

それこそが本来の正しい散歩のあり方だと。

「散歩なんて人それぞれじゃないの!」と内心反論していたが、そのうち
そうかもなあ~と、思うようになってきて、(とても影響を受けやすい性
格の私)できるだけその言葉を守り、できるだけ余計な考え事はしないよう
にして、ただ、自然に触れながら歩くようにこころがけている。
 
朝散歩をはじめて、もう一年半。

出張先や初めての街で出会う、早朝の光景はまた格別。

神様がプレゼントとしてくれたとしか思えないような光景に出合うと、
その日一日が幸せな気持ちでいられる。
                                      

                                                                                                                  
 

 

 (写真は福岡の大濠公園の朝の様子)

 

夏の虫干し

今年は夏らしい夏がないままお盆が過ぎてしまったような気がします。

いつもは五月に虫干しをするのですが、今年はゴールデンウィークの間にできなくて、そのうち入梅し、梅雨明けしてもぐずぐずとした天候がつづいて、なかなか着物を取り出すようになりませんでした。

夏休みの晴れ間をぬって、ずっと気になっていた虫干し作業。

防虫香の香りがふわりと漂って、お盆の風が部屋の中を通りすぎていきます。

着物をたたむと外はそろそろ秋の気配。

夏が急ぎ足で通り過ぎていきます。

                                                  



                     

ブノワアトンの高橋さんが亡くなった、との突然の訃報を受けた。
伊勢原の本店は来年3月で閉店するという。

パン屋さんは全国津々浦々いろいろあれど、「自分が一番好きなパン屋さんは?」と問われると「ブノワトン!」とためらいなく答える。
パンも好きだし、何より高橋さんの人柄が、そしてパンに賭ける人一倍の情熱に心打たれるものがあった。
国産の小麦、しかも地元の湘南ブランドの小麦作りに情熱を傾け、種まきから~製パンまで一貫してパンづくりに取り組む姿は、若き宣教師のようにも見えた。

小麦を育て、収穫し、管理し、石臼という小麦のおいしさを最も引き出す製法にこだわって製粉する。その工程を経てやっと、パン作りがスタートする。普通なら人任せにしていることに高橋さんは最も情熱を注いでいた。
気の遠くなるような手間のかかる工程、そしてそれに伴う経営的なリスクの大きさは想像を絶するものがあっただろう。

パンは本当に生き物だ。自分で手作りするとよくわかる。
厳選された材料、最適な環境、そして作り手のコンディション......そのすべてが充実していないと、美味しく焼きあがってくれない。
高橋さんは、朝小麦粉に手を入れて、今日はだめだと思うとその小麦を使わなくする日もあったという。彼が「麦師」といわれるゆえんでもあろう。

彼の思いは一体どれだけの人に夢を与えてくれただろう。
そしてどれだけの人を喜ばせてくれただろう。
人は、パンひとつからでも、希望をもつことができる。

さわやかな高橋さんの笑顔を思い出しながら、私たちもそんな志を忘れてはいけないと思った。

                                             

http://www.benoiton.net/shop/

俳句が趣味!

俳句が趣味の私。月一回の句会は何が何でも駆けつける。
といってもまだまだ好きの横好きレベルもいいところなんだけども、
うちのスタッフで最近お誕生日を迎えたばかりのM田さんは「はいそこで一句!」とか、簡単に言ってくれる。
な、急にできるわけないダロウ。

俳句って、自分がいいと思ってもだれもいいと思ってくれなかったり、
自分では全くダメと思っていたものが仲間に褒められたり~。ま、そのギャップが楽しんだけど。

春の季語に「亀鳴く」というのがあって、妙にひかれた私。亀ってなくの???
想像をたくましくして、自分としては会心の出来と思って、句会に出したのが、

  「亀鳴くや ダイナマイトの燃ゆる間に」

でも、師曰く「ダイナマイトは燃えないでしょ」と、バッサリ。
でもでも、どうしても亀とダイナマイトが結びついてはなれなくなってしまった。

 「亀鳴くや ダイナマイトが爆す間に」ならどうかしら。
いや、
 「亀鳴くや ダイナマイトが燻ゆる間に」なら、もっとリアルかしら?

季語は秋になりそうなのに、まだ春の季語を引きずっている私。

                              
  

                                             


                 
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福岡の大濠公園の亀。

句会の様子のリンク「桃兎の部屋」
http://ameblo.jp/emichacha-ameblo/



7月23日は私の誕生日。
みんなでケーキとおしゃれなル・ベスベのお花でお祝いしてくれました。
とってもうれしかったです。

ところで。。。

オフィスは恵比寿にあるので「そこはやっぱりトシ・ヨロイヅカっしょー」というわけで、見た目もさわやかなオレンジのロールケーキをチョイス。
さらにさらに「トシ・ヨロイヅカときたら人気のシュークリームも食べてみなくちゃね」というわけで、シュークリームも登場。

さらにさらに「今日はサイトも作業完了だし、みんなでケーキしよー」とノーテンキに誕生日の当人まで桃のロールケーキ(ハイ。私たちはロールケーキ好きです。)を買ってきたものだからして、テーブルの上にケーキが3つ。

「やっぱり、主役のオレンジのロールケーキを食べて、残りは明日に。。。」と私が言いかけると「えっ!!なんでですかっ?食べられますよゼンブ」

うそぉーー。

と思いましたが、ウェスティンホテルのクリスマスビュッフェでデザートをおかわりしたという伝説の持ち主のT井さんと一番若い天下の20代K西さんは、問題なく完食。
お見事。
ケーキバイキングに行っても、ソンしないクチです。



紫陽花の花咲く

母の庭から分けてもらって、この冬に植えたばかりの紫陽花に花が咲きました。

矢澤ナーセリーの矢澤さんからも以前に二度ほど紫陽花の苗をいただいたのですが、
なぜか紫陽花だけはうちの庭に付かなくて、あまり相性がよくないのかもしれないと残念に思っていました。

それだけに根付いてくれてありがとう、と思っています。

母は無類の花好きで、毎日せっせっと草木の手入れをしていますが、実家の庭は猫の額ほど。自分の庭だけではあきたらず、お隣の公園にまで花を植えるので、「ちょっ
と勝手に植えたりしたら怒られるよ」というのですが「市役所の人がいいって言った」といいはるのです。
その公園に母の植えた蝋梅の木は、今は立派な木になって、お正月に帰省する度に花を見るのが楽しみです。

今年のお正月には、この蝋梅のほんの数センチの小さな小さな株と紫陽花の苗を持たされたのでした。
蝋梅もうまく東京になじんでくれるといいのですが。。。


庭から一枝

小さいながら庭を持って、なにより嬉しいのは草木を通して季節を感じられるとき。

とりわけ庭に咲いた花を一枝もらって、部屋に飾るときは少し贅沢な気分。
掃除をしてさっぱりとした部屋に飾る一輪は、気持ちを豊かにしてくれます。

5×緑の協力ナーセリーでもある矢澤さんからいただいた卯木の花が咲きました。
早速花入れにさして楽しみました。

優しい薄紅色の花ですが、矢澤さんによると卯木の交配品種でウツギ'マジシェン'(Deutzia hybrida 'Magicien')というのだそうです。


ある日、オフィスのキッチンに立ったところ、目の前におかしなひも状の物体が。。。どうやら果物の皮のようだが、一体なぜ、こんなところにこんなものがぶら下がっているのか。。。

どうやらみんなで日向夏(宮崎県原産の柑橘類のひとつです)を食べたら、あまりの香りの良さに、皮を窓辺にぶら下げてみたらしい。

いわれてみれば、春めいてきた日差しを浴びる黄色い皮からほのかな香りがするような。。。さっぱりとしてほんのり甘い、さわやかな匂い。

でも、オフィスに果物の皮がぶら下がっているって、どうかと思う。かなりヘンな会社かも。。。そういえば、ちょっと前には、天井からハサミがぶら下がっていたことがある。なんでも失せモノが出てくるおまじないなのだとか。なんだか奇妙なモノがよくぶら下がっている会社ではある。

うちの庭には山茱萸(さんしゅゆ)が植わっています。

ずっと庭のないアパート暮らしで初めて小さな庭をもったのは7年前―。

初めの1年は冬枯れした木を見ていて「本当に枯れてしまったんじゃないか」

と心配しました。

そんな時、枝先にささやかに咲く黄色い花を発見。

何だかひどくホッとして嬉しかったのを覚えています。

以来、家(うち)の春告草は山茱萸。寒さに身を縮こませて

庭を通り抜けるときも、この花をみつけると「もうすぐ春だ!」と実感します。

まだまだ庭は初心者だけれど今では節分の候を過ぎると「そろそろかな―」と山茱萸の冬芽を観察します。

秋には赤い実をつけますが、果肉は生薬として珍重されるそうです。

コナラの木の芽

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2月半ば春一番がふいたころ、ドングリキューブのコナラの冬芽がひらいて、そこから赤ちゃん葉がのぞいていました。

部屋の中に置いてあったので少し早い春の訪れです。    

ここ1週間くらい、固く締まった枝先の芽が膨らみ始めていて   

「お、膨らんでるゾ膨らんでるゾ」と思っていた矢先の発見。

植物が成長するとき、一気に伸びたり開いたりするのにいつも驚かされます。

ドングリキューブは、5×緑の植物を供給してくれている里山本舗の皆さんが山や屋敷林(関東圏内)で拾ったドングリから育てた苗を小さなカゴに植えたものです。

この商品の売上げの一部は、里山管理資金として、もう一度山へ戻されます。

生えたばかりの葉や茎のやわらかい部分を「和草」(にこぐさ)と呼ぶそうです。

コナラの愛らしい若葉はそんな名前にぴったりで、思わず笑みがこぼれますが、コナラは伐採されても切り株から「ひこばえ」を伸ばして再生する生命力の強い木なのだそうです。

昔は薪や炭の材料として、里山には欠かせない木でした。            

◆どんぐりキューブプロジェクトはこちら 

 

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 2月中旬                 3月上旬 

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