恵比寿日和

二十四節季便り『大雪』

初侯

 第六十一候「天地寒く、真冬となる」

 週末は雪の便りが届き始め、急に 寒くなりました。
 そんな寒さの中、風に乗って飛んできたんだろうなぁ〜と思う種をみつ けました。
 なんともけなげな姿です。

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次侯

 第六十二侯「熊、穴にこもる」

 穴にこもりたくなるほどの北風もそこそこに、
 まだ華やかさが残る紅葉の中、
 ヤブコウジの実がひっそり主張していました。

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末侯

 第六十三候 ・鱖魚群(さけのうおむらがる) 

 鮭が産卵のために群がって川を上る候。

 森の管理の応援をさせていただいている栃木の馬頭でお昼をご馳走になった時のこと。
 食卓に大きな鮭の切り身や山盛りのイクラが並んでいて驚いた事があります。
 なんでも那珂川に遡上する鮭を主人が掴み取りしてきたのだとか。
 鮭の遡上風景も段々見ることが少なくなっていますが、
 きのこ汁と一緒にいただいた山の滋味は忘れがたいものがあります。

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