2020年6月の記事
二十四節季便り『芒種』
2020-06-23 (Tue)
初候
第ニ十五侯「蜥蜴生まれ出る」
近所の公園で、食べごろの桑の実がたわわに実っていました。
子どもの頃、下校途中に友達とよく食べたことを思い出して懐かしい気分に。
今の子は桑の実を食べた事あるのかしら。
次候
第二十六侯「草の中から蛍生じる」
ユニットの木々を掻き分け掻き分け、1mほど伸ばして花を咲かせたオカトラノオ。
誇らしげに咲いています。
第二十七侯「梅の実黄ばむ」
梅雨のこの時期は剪定のシーズンでもあります。
今日は品川の「ベランダ森」をお手入れ。
お隣りのマンションの目隠しに置いた里山ユニットも、4年目を向かえ、
こんもりとしてきました。
剪定枝は、束ねて生けるとお部屋の中が、涼やかになります。
二十四節季便り『小満』
2020-06-23 (Tue)
初候
第ニ十ニ侯「繭起きて桑を食む」
合羽坂テラスの里山ユニットのウツギも見頃になりました。
次候
第二十三侯「紅花盛んに咲く」
初夏、テイカカズラが満開です。
末候
第二十四侯「麦の穂みのる」
雨もよいの日が多くなってきましたね。
一雨ごとに緑が深くなる季節です。
出がけにふと足元を見ると紫陽花が。
大輪でないけれど、他の植物たちと押し合いへし合いしながらとても健気。
微笑ましい気持ちで出勤。
二十四節季便り『立夏』
2020-06-23 (Tue)
初候
第十九侯「蛙鳴き始める」
2階から窓の外を眺めていたら、
クヌギやコナラの木の下で咲く
キンランを見つけました。
慌てて降りてみると、
ギンランやホンチャクソウも。
こんなに近くに咲いていたなんて、
今まで、気づきませんでした。
次候
第二十侯「蚯蚓、地上に這い上がる」
秋には橙色の実や赤く綺麗な紅葉を見せるニシキギ、花はあまり目立たない黄緑色。
末候
第二十一侯「筍生じる」
自宅にこもっている間にガマズミが満開です!
レースのような花。秋の真っ赤な実も可愛らしく、果実酒にも使われます。
二十四節季便り『穀雨』
2020-06-23 (Tue)
初候
第十六侯「葦の芽、伸び始める」
今日はまた雨。
昨日は大雨のあとの気持ちの良い晴天。
あまりの気持ちよさに、
ベランダから写してみました。
次候
第十七侯「霜やみ苗が育ち始める」
合羽坂テラスの花々。
こんな時だからこそ、変わらない自然の摂理に癒されます
末候
第十八侯「牡丹の花が咲く」
ベランダの里山ユニットの緑がもりもりしてきました(嬉
Stay Homeのゴールデンウィーク。
「もりもり」とか、「元気 」とか、いいなぁ、と眺めています。
若葉が萌えて重なる様子を「結び葉」といいます。
小さな葉と葉が仲良く手を結んでいる様子から、こんな言葉が生まれました。
私たちも手を携えて、今しばらく!
二十四節季便り『清明』
2020-06-23 (Tue)
初候
第十三候「燕来る」
二十四候では「清明」
寒さもすっかりやわらいで、
様々な花が咲き乱れ、
万物がすがすがしく美しい季節。という。「清明」、美しい言葉ですね。
外出自粛という状況のなか、
少しばかりうちの近所の春をおすそわけ。
次候
第十四候「雁、北へ帰る」
夜ふと空を見上げると、月と桜が綺麗でした。
今年も合羽坂テラスの里桜「一葉」が満開です。
末候
第十五侯「はじめて虹がみえる」
今年の桜くらい花が綺麗に見えたことはない、そんなメッセージを添えてメールマガジンを
お届けしましたら、何人もの方が身近な桜の写真を送ってくださいました。
前候でご紹介した、オフィスの前庭の里桜が、ちらりほらりと散りはじめました。
散る桜残る桜も散る桜
草木が生命の摂理を教えてくれているようにも思えます。
一日も早く世の中を降りこめる雨があがって、虹がでますように。
二十四節季便り『春分』
2020-06-23 (Tue)
初候
第十侯「雀、巣作りを始める」
春が来ました。
次候
第十一侯「桜咲き始める」
昨年「5×緑の学校」で講師をお願いした山本紀久さんと君津で花逍遥。
暖冬の今年は開花が早く、桜が満開で綺麗でした。
「桜は遠く、梅は近く」と、鑑賞の仕方を教えてくださったのは、山本さんですが、
ヤマザクラの古木は、黒々とした幹や枝と赤い若葉、そして花のつくる姿形が見事です。
よく知られているようにソメイヨシノは江戸後期にできた園芸種。
花が散ってから葉が展開します。
野生種で昔から山々を彩ってきたヤマザクラは、花と葉が一緒に出ます。
そういえば、日本画の桜の多くは花と葉が描かれていますね。
末候
第十二候「雷が鳴り始める」
里山ユニットがうちに来て3度目の春。
3月の初め、春の訪れと共に咲くピンクの花、ウグイスカグラ。
葉が出る前に咲いてた花が、今年は葉だけが繁っていく。。数日経ってひとつ、
ふたつとピンクの蕾がふくらんで、咲いてくれました。
やっとうちにも春が訪れました。