恵比寿日和

ダーウィンルーム「植物の惑星」

昨夜、下北沢にあるダーウィンルームのセミナー「植物の惑星」にお招きいただきました。

タイトルからして既に魅惑的!なのですが、交わされる言葉も、ダーウィンルームの空間も、心地よくて、好奇心が伸びやかに動き出す、そんな体験でした。

まず、この連続講座のキュレーターの関橋知己さんが、地球上の生命の歴史を俯瞰、ぐーっと視野が広がったところで、生物生態学の研究者でアマゾンで活動されている池田威秀さん、東大大学院 総合文化研究科で科学史などを研究されている鶴田想人さんからお話がありました。

池田さんは、アマゾンには一説によると390000000000本の木があり、16000種の植物がある一方、1年に四国の1.5倍もの熱帯雨林が消失している、とお話されました。
「私たちは生態系について殆ど知らない」という言葉が印象的でした。

鶴田さんは、伊東俊太郎さんの「文明と自然」という本を紹介してくださり、人類が第一の人類革命から第五の科学革命という5つの変革を経験してきたこと、そして今、川北稔さんの「世界システム論講義」では第六の革命として環境革命の到来が挙げられていることを教えてくださいました。
植物の生の哲学は人間の在り方を変えるモデルになりうるというお話は刺激的でした。
ダーウィンルーム代表の清水隆夫さんは、1940年代以降を人類が環境や地質に大きな影響を与えたとして、地質学的にそれまでと分けて「新人世」と名付けられたことを話題に、文明のあり方について言及されました。
清水さんがダーウィンルームを Renaissance of Liberal Art と呼ばれる意味がとても腑に落ちる一夜の学びの場所でした。
これからの講座が楽しみです。

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