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活動レポート&里山便り(2010年7月)

里山活動レポート:その他

コラム:「誰のための緑?」 (2010年7月26日)

7月、猛暑の新宿の空にロックがガンガン流れている。

そのそばで、若者たちが一心にどんぐりの苗を植えている。

ちょっと不思議な光景。でもワルクナイ。全然ワルクナイ。

新宿のファッションビル・フラッグスとTokyo FMコラボのECO SUMMER FES。
ブースをひとついただいて「どんぐりキューブ」のワークショップを開いた。
ステージではロックやポップスのライブで盛り上がっている。

こんな光景を成立させる、「どんぐり君たち」の健闘を讃えたい。

この前は、東京駅隣接の高層タワーの一室で、丸の内の金融マン&ウーマン相手に
「どんぐりキューブ」づくりをやった。
企業のCSR活動の一環ということだった。

いつもは投資や金融商品のプレゼンテーションが行われているであろう
カンファレンスルームに、コナラやらクヌギやらシラカシやらのベビーたちが
勢揃いしたのも圧巻だったが、スーツ姿のパワーエリートな人たちが、かなりの
真剣モードで苗木を選び、一生懸命植えている姿は、微笑ましくもあり、心和むものだった。

その時も思ったのだ。「どんぐりはエライ」って。

新宿のイベントは、Tokyo FMの人気番組「シナプス」の公開録音も兼ねていて、登場
するアーチストたちが思い思いにエコについて語っている。
タワーレコードはじめフラッグスのお洒落なショップのレジには「どんぐりキューブ」
が置かれ、「どんぐり君たち」はイベント告知にも一役かったのだった。

そんなイベントだけに、ワークショップに参加してくれる人たちもいつになく若い人
が多かった。もちろん夏休みだけにちびっ子たちの姿も。

SHIPSかAMERICAN RAG CIE着用? とおぼしきおっしゃれーな若いコたちと子どもたち
が1つのテーブルを囲んで、どんぐりの苗を植えている姿って、ナンカイイ。

みんな、最初はすごく真剣。

でもどんぐりキューブができるあがるにつれ、だんだん笑顔がひろがっていく。。。

1時間も前からブースのまわりをウロウロしていた小学生。

できた「どんぐりキューブ」を見せあいっこしているカップル。

あっちでは、できたてを写メでパチリ。

こっちでは「どんくりキューブ」と記念撮影をしている。

「できたよーっ!」。お母さんに見せにいってほめられてる子。

苔の下にこっそりどんぐりの種を隠して「どんぐりの雨宿り」って、にっこり笑った
男の子。

つくった「どんぐりキューブ」を大切そうに抱えて「この後、どんな風にお世話をし
たらいいですか?」と問いかけてきた小さな女の子の真剣な眼差し。

わたしたちは、この眼差しを決して忘れないだろう。

うぅん、もっとちゃんと言おう。
この眼差しを忘れない限り、わたしたちはこの仕事を続けていられる、と思う。

「わたしたちは、街に緑を増やす仕事をしています」
イベントの自己紹介でもそう言った。

この生業(なりわい)を一般には「造園業」と呼ぶらしい。
ところが、どうしたわけだかこの「業」につかっていると「誰のための、何のための
緑なのか」ということを忘れそうになる。

でも、みんなに教えてもらった。
「誰のための、何のための緑?」
目の前にあったシンプルな答え。


我らの優秀なメッセンジャーにしてタレントである「どんぐり君たち」は、今度は渋
谷のエキナカのエコ&ファッションのイベント(~8/4)に登場している。


・我らが「どんぐりキューブ」

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・「笑顔のアーカイブ」とくとご覧じろ。

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・こんな大っきなビルで。

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・こんな風に。

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・みんな一生懸命

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・だって新宿ってこうだもの

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文章: 宮田 生美
写真: 山口 智之













2010-07-26 (Mon)