5×緑ニュース

「5×緑の学校2016」第3回は写真家の津田直さん

「5×緑の学校 2016 『ひとが風景をつくる、ということ』」第3回は、
「人と自然との関わりを翻訳し続けている写真家」津田直さんをお迎えしてお話を伺います。

津田さんに初めてお目にかかったのは、ランドスケープ デザイナーの田瀬理夫さんの
インタビューを1冊の本にするにあたり、その写真をお願いするためでした。
西村佳哲さんの手によってまとめられた「ひとの居場所をつくる」(筑摩書房)の中の
カラーページの写真は津田さんの撮影したものです。

初めてお会いした日、田瀬さんの仕事、つまりランドスケープ デザインの仕事について、
たどたどしく説明する私の話を聞いて、津田さんが最初に発した言葉を今でも鮮明に覚えています。
「つまりランドスケープ デザインの仕事は、自然と人の境界を引きなおすようなお仕事なんですね」

津田さんの言葉は詩のように美しい、と思います。その写真と同じように。

北欧、ブータン、北極圏と世界中を旅して撮影しています。
選ばれる場所の多くは辺境の地であり、その風景を写しながら、そこには何かしら人の、
もっと言えば人類の、痕跡のようなものが写し込まれているように感じます。

津田さんの言葉と表現によって、私たちの「風景」についての概念は、
一気に押し広げられることでしょう。


「ひとが風景をつくる、ということ」について津田さんが何を語るのか興味は尽きません。
「風景」について考える方々にはぜひ聴いていただきたい、と思っています。

5×緑 宮田生美



日時 : 7月23日(土) 14時から17時
          お話しは15時半くらいまで。
          その後、いつものように放課後カフェ  を開きます。
         *お茶をご用意します。お菓子は思い思いにお好きなものを少しお持ちください。

場所 : 新宿区市谷仲之町2-10  合羽坂テラス#2

参加費 : 3500円

定員  : 35名

お申し込みはこちらから。


*第2回の真田純子さんの講座には多くの方にご参加いただき、
 楽しく充実した時間を過ごすことができました。
 ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
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