5×緑ニュース

2011年

どんぐり交流会

11月に馬頭でどんぐり交流会が行われました。

その時の様子はこちら

 

【関連記事】

活動レポート&里山便り
https://www.5baimidori.com/satoyama/activity/201111-post-43.html

 

恒例の5×緑の手づくり忘年会を今年も開催しました。

5×緑里山ネットワークの栃木県・馬頭の里山本舗の佐藤さん、奈良さんと一緒に那珂川町林業振興会の小室会長に藤田さんも駆けつけてくださり、「リアルきこり」(なかなかお会いできない本物の林業家を尊称してこうお呼びしています!)の山からの「降臨」に大いに盛り上がりました!

施工でお世話になった富士植木さんや灌水のノーユー社さんもお迎えし、賑やかで楽しい忘年会となりました。
みなさま、ありがとうございました。

2011年は波乱の1年でした。
新しい年は良い年になりますように。

スペシャルゲストの那珂川町林業振興会の皆さん
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林業振興会からのプレゼント。
藤田さんお手製のクルミのストラップ
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5×緑女子 がんばりました! 朝から奮闘中。
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ぎゅうぎゅう詰めですが。。。
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冬期休業のお知らせ

本年も大変お世話になりました。

5×緑事業部は12月23日(金)~1月9日(月)まで冬期休業となります。

期間中にいただいたお問い合わせやご注文につきましては1月10日以降
順次対応させていただきますので、どうぞご了承くださいませ。

2012年も5×緑をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

5×緑事業部スタッフ一同

5×緑では、緑化ユニットに使用する植物について、可能な限り地域に応じた対応をする旨、お伝えしております。
関東エリアに設置する緑化ユニットの側面に植栽するテイカカズラにつきましては、関東を中心に福島を含む地域のものを使用することを旨として参りました。

しかし、先の東日本大震災でテイカカズラの生産を委託しておりました福島の生産者の方が被災され、テイカカズラの供給を受けることが困難となりました。
既に受注しておりました案件につきましては、急きょ他地域産のものを使用することとし、変更承認を受けて対応しております。

一方、テイカカズラの自家生産を進めるべく、茨城県の協力ナーセリーを中心に栃木の里山ネットワークのご協力を得て、生産体制を整えつつあります。

しかしながら、移行期間の間、一般の流通市場からテイカカズラを調達せざるをえず、必ずしも親木や採種地が関東地域のものと確認できない案件が出てきています。

テイカカズラ以外の植物材料につきましても、100%地域性種苗の基準を満たすことが困難な状況にありますが、引き続き、自主基準を満たすべく努力いたします。

 

2011年12月  株式会社アネックス5×緑事業部

 

※ナーセリーでのテイカカズラ生産の様子はこちらhttps://www.5baimidori.com/satoyama/nursery/index.html

GREEN CHANGE MAKERS

Global Entrepreneurship Week(米英発の「起業家精神の促進」を目的としたイベント)の一環として、GREEN CHANGE MAKERSというエコ起業に関するセミナーが、11月20日、フォレスタ虎ノ門で開かれました。
5×緑もリレートークに参加しました。

このセミナーは、環境問題をテーマに起業している経験者と語り合って体験を共有し、ネットワークを広げようと、エコトワザの大塚さんの呼びかけで開かれました。

基調講演は、環境コンサルタントのペオ・エクベリさん。

環境ビジネスの基本は「自然に戻せる以上に自然から取らないこと」といった基本的な考え方のお話から始まり、最近エクベリさんが始めたONEPLANT CAFEプロジェクトについてお話しくださいました。その中でもザンビアの人たちとスタートしたバナナ・ぺーバーの事業はとても興味深く、具体的な経験談を聞かせていただきました。

バナナペーパーのプロジェクトは、ザンビアで栽培されているバナナの破棄される茎を集めて繊維を取り、紙の材料を日本に輸入してペーパーにするもので、紙のつくり方自体が環境に良い(木を切らなくてよいので!)のはもちろんですが、現地の人たちの仕事を作ることで、経済援助や教育の支援になっています。また、現地の雇用は、不法な密猟や伐採をなくすことにつながり、ザンビアの環境問題の解決にもつながるということでした。
http://www.oneplanetcafe.com/bn_meishi/

エクベリさんのお話の後は、環境問題にビジネスで取り組む起業家たちによるリレートーク。

このセミナーの主催者であるエコトワザの大塚さん、都市のコミュニティ作りをサポートするHITOTOWAの荒さん、廃材でとてもカッコイイデザインのバックやアクセサリーを生み出すNEWSEDの青山さん、古いネクタイを集めて「人をシアワセにする」取り組みをしているTie for Changeの森本さん、電力消費の見える化につながるハードを開発した(株)Sassorの石橋さんと、ユニークな事業がずらり。
新しいアイデアやコンセプトが世の中を変えていくエネルギーを感じることができました。

最後に、環境ビジネスのコンテスト「eco japan cup」を主催する環境ビジネスウィメンの善養寺さんと鈴木さんお二人の対談で締め、となりました。

リレートークで出逢ったプロジェクトのサイトをご案内します。

・エコトワザ
日本ならではのエコ技を集め、その秘訣を英日バイリンガルで世界に伝えています。「一人ひとりが自然との関係性を見直し、楽しく生活を変えるためのヒントになる」ような素敵な商品がたくさん紹介されています。
http://ecotwaza.com/

・HITOTOWA / NPO法人Goodday
住まいや街づくりに関するCSRのコンサルティング、都市のコミュニティ・サポート事業などを展開。NPO法人では、「逗子ピーチクリーン」や「Green Futsul」など環境に良くて楽しい「ソーシャルエンターテイメント」なプログラムを様々行っています。
http://hitotowa.jp/
http://www.goodday2u.org/

・NEWSED
古新聞や廃車工場のゴミ、不動産の屋外広告からカッコイイ、バッグやアクセサリー、家具やステーショナリーが生み出されます。
廃材をデザインする視点とクリエイティブなセンスが素敵です。
http://newsedproject.jp/

 

Global Entrepreneurship Weekという、

米英発の「起業家精神の促進」を目的としたイベントが今年日本でも行われます。


一週間の間、いろいろなセミナーが各地で行われる予定です。



この中のGreen Change maker/「環境で起業」というセクションの「7分リレートーク」に5×緑も参加します。



日時 11月20日(日) 午前10時から正午頃まで

場所 フォレスタ虎ノ門

   港区虎ノ門1-14-1 郵政福祉琴平ビル1F/虎ノ門駅から3分

   注)六本木GRIPSから変更になりました。


詳しくはこちら

http://ecotwaza.com/workshop/6334/


http://www.entrepreneurshipweek.jp/


登録 / Register: Green Change Maker

エコトワザ代表の大塚玲奈とNHKのGinger Vaughnがホストする環境×起業のセッションです。環境・サステナビリティをキーワードに起業している方をスピーカーにお呼びして、環境分野での起業体験を語って頂きます。基調講演はワン・ワールドカフェのペオ・エクベリ氏。

5×緑の里山ネットワーク、馬頭の森からのお知らせです!


今年もドングリ交流会の季節がやってまいりました。

馬頭の子供たちが育てたドングリの苗を、ドングリキューブへと変身させるこのイベント、
ドングリを通して色々あった今年一年を振り返り、未来を見つめ直してみませんか。

今年はキューブ作りのほかに、よろこびの森の美しく色づいた木の葉で、
しおりやストラップ作りを体験していただこうと考えています。


昼ご飯は、はってがけの新米のかまど炊きご飯と自家製おしんこ、ふろふき大根、
ゆず味噌こんにゃく、野菜たっぷり豚汁と秋の味覚満載です。体験型おやつもひそかに準備中です。


最後には、岡倉ゆかりさんのミニコンサートと、盛りだくさんです。


秋の一日、ぜひドングリ交流会へ足を運んでください。


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【イベント詳細】


日時:  平成23115() 午前1030分から午後330分ごろ

場所:  よろこびの森(栃木県那須郡那珂川町小砂3691 岡倉様隣接)案内板あり


雨天時: 小砂コミュニティセンター(栃木県那須郡那珂川町小砂835 那珂川町立北保育所隣)


交通: ・電車でお越しの方

     宇都宮から北へ3つ目の氏家駅(出口1か所)までで送迎いたします。

     朝は午前940分出口前集合、帰りは午後4時ごろ出口前解散になります。

    ・お車でお越しの方

     ナビで近くまで来るか、下記ホームページの所まで来たら、お迎えにあがります
     ので、rinnsinn214@yahoo.co.jpに事前に連絡ください。(1029日までに) 

     馬頭広重美術館 http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/batou/hp/index.html

     藤田製陶所 http://koisagoyaki.co.jp/

参加費: 小学生以上一人500


お願い: 食事に使う飯椀・汁椀・はしを持参可能な方はお願いします。


申し込み期限: 食事を用意する関係上、1029までに下記アドレスまで連絡ください。
        担当:佐藤  rinnsinn214@yahoo.co.jp         


    

23階の里山ユニット

タワー・マンションの23階のお部屋にお住まいの方から、南側のハメゴロシのガラス窓からの日差しがきつく、なんとか木陰をつくりたい、とご相談を受けたのが2年前。

日差しの強い南側のテラスで、しかも高層ということもあり、心配していましたが、2年ぶりに里山ユニットの様子を拝見して、すくすくと木々が育っているのに逆にびっくり。
お住まいの方の丹精の賜物とも思いますが、日射から住まい手を守る立派な生け垣になっており、あらためて植物のたくましさを実感しました。
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近く剪定に伺う予定です。

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28日から東京ビックサイトで始まったJapan Home & Building Showのミサワホームブースで、デッキを生かしたお庭のモデルが展示されています。

木素材M-Woodをベースに5×緑の里山ユニットを配置しただけでなく、M-Woodと緑化システムを組み合わせたベンチやプランターなど、新しいコラボレーションスタイルの提案となっています。

会期は30日まで。

※文中敬称略


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東京都が建設中の「武蔵野の森総合スポーツ施設(仮称)陸上競技場」は、スタジアムの外周が、
すべて金網に植栽を施した緑の構造体でつくられています。
(日本設計/ランドスケーブ協力:プランタゴ)

これまでの緑化は、壁面緑化や屋上緑化というカテゴリーでとらえられてきました。
ともすると「緑」は「意匠」として扱われる面がありました。

「武蔵野の森」の陸上競技場は、従来の緑化の枠を超えて、建築の構造自体を緑でつくる、
いわば「緑の建築」であり、建築の新たな可能性を拓くものといえるでしょう。

未だ施工中のこのプロジェクトに関する展示をUIA(国際建築家連合)の企画展「2050 EARTH CATALOGUE」でご紹介します。

●会場 東京ビル TOKIA 1階ガレリア
   東京都千代田区丸の内2-7-3
●会期 2011年9月23日~10月2日

この会場では、「2050 EARTH CATALOGUE展」実行委員長の中村勉氏設計による保湿レンガと
緑化ユニットを組み合わせた環境配慮型建築のモックアップモデルも展示されます。

いずれも5×緑の緑化システムが使われています。

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この秋、UIA(国際建築家連合)2011東京大会/第24回世界建築会議が、丸の内をメイン会場に開かれます。
特別講演や展示イベント、ワークショップなど様々なプログラムが企画されていますが、5×緑はその中の2つのプログラムに参加の予定です。


ひとつは「2050 EARTH CATALOGUE展」。
2050年を展望し、Environment Culture Life の3つのカテゴリーテーマにあわせて展示をするもので、5×緑はパート2展に展示参加する予定です。

この展示では、建築の構造自体を「緑でつくる」新たな建築を予兆する緑化構造体をご紹介することを計画しています。

●会場 東京ビル TOKIA 1階ガレリア
●会期 2011年9月23日〜10月2日

もう一つの企画は「第33回Japan Home & Building Show」。
ミサワエクステリア様が提案するデッキを生かした新しいお庭のモデルガーデンの中に、5×緑の里山ユニットや緑化システムが活用されています。

●会場 東京ビッグサイト(有明・国際展示場)
●会期 2011年9月28日〜9月30日

UIA(国際建築家連合)の大会が日本で開かれるのは、はじめてとのこと。
建築にとっても「環境」は大きなテーマとなっています。
これからの建築の世界的な潮流を知る良い機会になることと思います。


※UIA2011東京大会 公式サイトより

著名建築家や技術者、研究者、学生など約1万人が、世界中から集まるUIA大会(世界建築会議)は、"建築界のオリンピック"とも呼ばれる世界最大級の建築イベントです。
およそ1週間の大会では、講演やセミナー、プレゼンテーション、ワークショップ、展覧会、ツアーなど、大会テーマに基づく多彩なプログラムが開かれ、これからの建築や都市のあり方を探っていきます。
UIA大会は、1948年にスイス・ローザンヌで初めて開催されて以来、ほぼ3年に一度、世界の各都市で開かれています。日本での開催は、24回目となる今回が初めてです。
http://www.uia2011tokyo.com/ja/





東京のシンボルとも言える東京タワーに、5×緑の里山ユニットによる「たばこ×みどり」のちょっとステキな憩いの時間が生まれています。


このスペース、たばこを吸う人も吸わない人もともに心地のいい緑の空間で楽しんでもらおうというのが目的で、今回は、エントランスそばの階段下、自販機前、喫茶店前の3か所が同時オープン。
それぞれの環境に合わせ、ベンチユニットを含む大小里山ユニットを組み合わせた3つのまちかど里山風景が楽しめます。

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なかでも、注目されているのは、今回デビューした、緑の灰皿。

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吸い殻の入れ替えを行うため毎日必ず人の手が入る灰皿は、ついでの感覚で緑の
水やりをしてもらえるところ。であれば、灰皿自体が緑を育てる環境にもなる・・・ということでこれまでなかった、緑を育てるシステムとしての灰皿が誕生しました。
引き続き、秋にはこのスペースに緑のゴミ箱も登場する予定で、目下開発を進めております。


 

それから、もう一か所は、大崎駅新西口の「ソニーシティ大崎」前に新しくできたスターバックス。
ここは購入前の本や雑誌をコーヒー片手に楽しめるブックカフェスタイルです。
ここのテラスにも里山ユニットが6基登場しました。

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開放的な空間で本を読みながら、ふっと目をやれば、やさしい里山の緑が風に揺れています。
本もコーヒーも緑も楽しめるよくばりなカフェとして、早くも都心で働くワーカーたちの人気を集めています。
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ちなみにこちらの「ソニーシティ大崎」は、ビル壁面に「気化冷却外装"バイオスキン"」という
水が気化する際に周囲の熱を奪う性質を利用して外部の空気を冷却するシステムを備えているビル。
ビル内部の空調負荷を軽減するとともに、都心のヒートアイランド現象に対して建物自体が効果を発揮する世界初の試みとのこと。
(出典:ソニー㈱ニースリリース)
こちらも注目です。

終の棲家として瀟洒な輸入住宅を新築されたNご一家。

「生き物がたくさんやってきて、通りを通る人に緑陰をつくるような庭にしたい」という奥様の願いもあって、プランづくりから楽しく作業が始まりました。

ありがたいことに「在来の植物で季節感のある暮らしを、そして街の生態系の再生を」という5×緑のものづくりの気持ちと響き合える現場となったのでした。

お庭の中心は、通りに面してつくられた南面から西面へと続く緑。金網に石詰めし、地際にツル植物を植えてつくった植栽帯に、イヌシデやハウチカエデを主木に様々な在来の植物を植え込みました。全体でおよそ50種類の植物が使われています。

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施工前
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施工後
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施工から約2週間
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このお宅はセットバックが義務づけられていましたが、その場所に芝生を貼り、排水を改善するための砕石を敷きました。
こうすることで、「街の人のための緑」という御施主様の思いがより一層明確になったと思います。


玄関脇の設え。
ちょっとした緑のコーナーをつくることで玄関の表情も豊かになります。

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シラカシ、シロダモ、アオダモ、ユスラウメ、ムラサキシキブ、クチナシ、サンショウ、ヤマブキ。。。。。たくさんの草木に誘われて施工の途中からチョウチョやハチがやってきました。
もし、虫がつくようなことがあっても「1匹くらい残しておいて飼ってみては」などとお話ししてみました。
それも「たくさんの生き物を大切にしたい」とおっしゃっていただいていたからこそですが。

だって、あおむしも見方によっては結構可愛いのです。
うちのオフィスの中庭にいついたアオムシ君のあだ名は「緑のカバ」です。
https://www.5baimidori.com/blog/201107-post-70.html

閑話休題。

植木を植え終わったところで、みんなで樹名札つけ。
お隣の子どもたちも手伝って、ひとつひとつ木の名前を呼びながら札をつけていきます。

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Nご夫妻の人柄そのままの和やかで温かいお庭ができたと思います。

さいたま市浦和区。

別所沼公園にほど近い、閑静な住宅街におすまいのKご夫妻。

3階建の住宅を購入後、手つかずだったお庭を四季を通じてさりげない

野の花が楽しめるような

お庭にしたいと、とご依頼をいただきました。

 

普段使っていない、道路に面したコンクリートの駐車スペースと奥の地面の部分

が今回の緑化の対象区画。

手前の駐車場スペースには里山ユニットを並べ、奥の地植え部分につなげることに

よって、つながりのある奥行き感のあるお庭とすることが、テーマの一つでした。

 

植栽のハイライトはご夫妻がお好きな、紅白の梅2本(白加賀)(紅千鳥)。

 

春まっさきに可憐な花をつけ、花が終わると実も楽しめるとあって、「春の楽しみが一気

に倍増される」こと間違いありません。

 

工事は梅雨の合間を縫って一日で終了。

短時間でのあまりの様変わりに

「マジックだ」(笑)

を連発いただきました。

 

梅のほかに、イロハモミジアマチャ、シラカシ、アラカシ、シロダモの樹木の足元には

ジンチョウゲ、ハギ、ツワブキ、コゴメウツギ、アセビ、ガクアジサイ、ムラサキシノブ

などなど。

完成後、ご近所さまからの評判も上々で野趣に富んだ折々の花々を今から心待ちにされて

いらっしゃいました。

 

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AFTER


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里山ユニット


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紅白の梅の木、紅千鳥と白加賀の見分け方は、幹の断面の色で判別するそうです。

↑上の写真は断面が赤いので紅千鳥だとわかります。

↓下の写真は断面に色が付いていないので白加賀だとわかります。

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水場も新しく、アマチャが添えられています。

 

 

 

 

 

 

オオタカのヒナに出逢えた。

6月11日、5月に続いてオオタカ保護基金の活動フィールドを巡った。
途中、オオタカの営巣地をご案内いただいたのである。

オオタカの棲む自然環境の研究と保護に長年取り組まれてきたオオタカ保護基金と、里山の保全と都市緑化をリンクさせた5×緑とで連携することを目的に、市貝、真岡に続いて那須を訪れた時のことである。

午前中は、オオタカ保護基金主催の観察会に参加させていただいた。
オオタカ保護基金が所有するトラスト地と周辺の国有林をまわった。

ヤマガラ キビタキ サンコウチョウ センダイムシクイ・・・と鳥の聞きなしをしながら森を巡る。
途中、サンコウチョウの尾の長い独特の鳥影を見たような。。。
どの野鳥もそうだが、サンコウチョウのような夏鳥も最近めっきり数が減ったという。


一雨毎に緑が深くなる季節。
森の匂いが心地いい。
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高木のアカマツの下に亜高木の広葉樹の広がる森。
オオタカはこの間の空間を飛ぶそうで、伐採を免れた那須のアカマツの森は、オオタカにとって格好の生活環境となっているのだそうだ。
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しかしながら、那須の平地部では多くのアカマツがマツクイムシの被害に遇い、枯れている。
このため、オオタカ保護基金の遠藤さんたちは、次の世代のオオタカの営巣環境をつくるために、松林づくりに取り組んでいる。

色々やってみて、天然更新が一番いい、とか。

雑草の中から、ようやく頭を出したマツの実生苗。
(わかりにくいですが、雑草の海の中にちょっとだけ頭を出しているのがソレです)
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4〜5年成長した苗。
母樹を残し、種から苗が育つのを気長に待つ。
ここまでくれば大丈夫。
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最初はこんなにかよわい苗。
「こんなんで、本当に周りの雑草に勝てるのか、と心配した」と遠藤さん。
でも、立派に育つんですね。
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オオタカのヒナたちも、まだふわふわの毛に包まれたいたいけな赤ちゃんでした。
松のようにすくすくと育って.無事巣立つことを願うばかりです。



2009年に施工した山種美術館のエントランスを飾る、かずら垣のテイカカズラが満開となりました。

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2度目の春を迎え、満開のテイカカズラ
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2009年施工時の様子
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山種美術館は、日本有数の日本画のコレクションを誇ります。
美術館の植栽も全て日本在来の植物が使われています。

折しも、6月5日までの企画展のタイトルは「百花繚乱」。
奥村土牛の桜や酒井抱一の菊、速水御舟の椿など近代絵画を中心に日本の花、約50展が展示されています。

また、6月11日からは「美しき日本の原風景」と題して、川合玉堂や東山魁夷の描く日本各地の風景が紹介されます。


ジャスミンに似た芳香を放つテイカカズラ。
顔を寄せても香りを楽しむ方も。
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オオタカやサシバといった猛禽類の調査や保護活動を通じて環境の保全に取り組んでいるNPOオオタカ保護基金の代表の遠藤さんに、栃木県の市貝町と真岡の活動フィールドをご案内いただきました。

オオタカ保護基金 http://www.ucatv.ne.jp/~goshawk.sea/
サシバ タカ科の鳥 http://www.yachoo.org/Book/Show/154/sasiba/

市貝の現場は、周りを雑木林と人工林に囲まれた小さな谷津田。
耕作放棄されて3年。セイタカアワダチソウがボウボウに茂った田んぼを刈り払い、なんとか水を張るところまでもっていけた、といいます。

ここにサシバの棲める環境を取り戻そう、というのが遠藤さんたちの目的です。
サシバの生息のためには、営巣できる森と餌食場となる田畑などの開けた環境が必要で、その両方がセットでそろうことが大切なのだそうです。
オオタカ保護基金では、保全対象となる植物によって草刈りの頻度を変えるなど植物の保全も考慮に入れた管理を行うことにしています。

訪れたのは5月の中旬。新緑に囲まれて水田の袂にたたずむと自然と心が和みます。
足下には、ミツバツチグリやスミレやクサボケが今を盛りと花を咲かせています。

こんな美しい風景が次々と失われている、と遠藤さんは語ります。

遠藤さんたちが手がけた小さな谷津田は放棄して3年経過した場所でしたが、何とか元に戻そうと努力したものの、どうしても水を貯めることのできなくなった田んぼが1枚残りました。
放棄された年月が長いとますます復元は困難になります。
そして、周辺にはたくさんの水田が放棄され、いまも放棄され続けています。

真岡のフィールドは広大な山。聞くと室町時代から営々19代に渡って、かつて名主を務めた旧家が守ってきた山だといいます。
ほとんど自然界と人界のあわいにある、といえそうな森の中をご当主にご案内いただき、時空を越えるような思いを体験しました。

途中、サシバに出逢うことができました。
遠藤さん曰く「サシバはタカのなかではちょっと鈍くさくて愛嬌のあるヤツ」なのだそうです。

私たち5×緑は、これまで里山の植生の保全を考えてきました。植物は生態系の基盤を支えています。
オオタカやサシバといった猛禽類は生態系の頂点。
数多くの生き物たちは、その間にすっぽりおさまります。

その両者で活動することで、より多くの実りを結べるのではないか、5×緑が栃木の馬頭の森で実験的に行っている里山保全と都市緑化をリンクさせるモデルをここでも展開できたら、と話し合っています。

里山の空にサシバが飛んでいます。
この美しい里山を、この愛らしい生き物を、私たちの世界から無くしてしまうなんて考えられない、そう強く感じた里山訪問でした。


耕作放棄地を水田に戻す活動が展開されている市貝町の谷津田
耕作しないで放置された田に再び水を入れるのは難しく、幾度も耕転してようやく水をためることができたそうです。
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山や上段の水田からしみ出してくる水を受け止め。水田の水管理をしやすくするためにつくられた「てび」。このあたりの谷津田には多く見られます。
水辺の生き物にとっては棲みやすい環境で、ここでもトウキョウダルマガエルやホトケドジョウ、アカガエルなどが確認されているとのこと。
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スミレやミツバツチグリ、キツネノボタンやクサボケの咲く畦
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宅地の野の花

5×緑の里山ネットワーク、馬頭の森で育った野草が、茨城県の新しい住宅開発地を飾ることになりました。
宅地の外周に植えて、住宅地の周りを里山の植物で囲もう、という計画です。

春先に植えられたばかりで、一斉に芽を吹き始めるのはこれからですが、ゴールデンウィーク明けに訪れてみると、キツネノボタンやジシバリといった懐かしい草花が花をつけていました。

日本の在来種の多くが絶滅に瀕する中、住民のみなさんにも里山の植物の大切さを知ってもらおうというイベントやブックレットづくりの計画も進行中です。

ひとつひとつ見ていくと、リンドウやヒトリシズカといった今では里山でもみかけなくなった草花も。
ノビル、ミツバ、コバギボウシ、ヤマジソ、ヤブカンゾウ、ワレモコウ、カキドオシ。。。。。一渡り見ただけでも30種類以上。恐らく60を越える多様な野の花がここにいてくれるのでは、と期待が膨らみます。
近く、専門家による植物の調査も実施の予定です。

里山の草花たちが、新しく生活の場を得た住民の皆さんに、季節の楽しみを運んできてくれますように。

キツネノボタンやジシバリといった懐かしい花も。
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今では里山でも稀少になったリンドウ。
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草の中にヘビイチゴの実 発見!
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震災に寄せてーーー。
桜の花に再生への祈りを託したメッセージカードを掲載しました。

こちらからご覧ください。
https://www.5baimidori.com/2011spring_msg.html

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素敵なメッセージカードを描いてくださった RARI YOSHIO さんから、
可愛らしい鳥や草花のイラストの描かれたポストカードセットが届きました。

ご希望の方、10名におわけ致します。

ご希望の方は、5×緑までメールでお知らせください。 

5×緑のHPをご覧の皆様 関係の皆様へ

東北地震の被害は日ごとに深刻さを増し、心が痛みます。

この災害の意味を私たち一人一人が深く考えねばならないことを日々感じております。

震災の影響で各方面にご心配とご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。

5×緑チーム一同

●5×緑関連 被害状況と今後の生産見通しについて / 続報


関係機関の被災状況の速報を14日にアップ致しましたが、本日新たな情報を得ましたので、続報をお知らせ致します。


1.金網生産について


小岩金網(株)岩手工場:岩手県奥州市(前沢区2工場 衣川区1工場)


14日に速報致しました通り、岩手県内の3工場とも生産機能に損傷無く、電力も回復し稼働しております。


ガソリンの不足による通勤困難に関しては、工場内宿泊施設の整備により解消を図り、通常の稼働に移行しつつあります。


通信と交通の復旧が課題となっておりました。まず物流に関しましては、大型トレーラーにより千葉県内の物流拠点まで一気に運び、そこから各納品先への運送体制をとることで、運送・納品はほぼ支障なくオペレーションできる見込みが立っております。


電話回線は不通のままですが、インターネット環境は生きておりますので、当面情報のやりとりはネットを通じて行います。


また、線材の在庫ストックも当面分は確保できております。


小岩金網(株)の他エリアの工場稼働についてご質問をいただいておりますのでお知らせ致します。

工場は岩手の3工場の他、北海道、愛知、岡山にあり、それぞれ稼働いたしております。

ただし、5×緑に係る金網の製作は岩手の前沢工場でしか生産体制が取れません。


2.植物材料の調達について


側面植栽に使用するテイカカズラの生産委託先が被災エリアにあり、現在調達先の確保に取り組んでおります。


3.灌水システム


5×緑の多くのシステムにスペックされておりますノーユー社の灌水システムについては、施工・材料調達とも大きな問題は無い、との報告を受けております。


以上





5×緑のHpをご覧いただいている皆様 関係者のみなさま


かつて私たち経験したことのない大災害が、今まさに近くの地域の方々におこっております。

皆様におかれましても、ご関係者様が多数被害を受けられている事と存じ、心痛む思いでおります。
 
私たち一人一人にとって何ができるかを考え、力合わせて、一日も早く復旧につながる行動をしていかねばならないことを痛感いたしております。

 

心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平常な日々が戻りますよう、重ねてお祈り申し上げます。

 

5×緑チーム一同


●5×緑関連 被害状況と今後の生産見通しについて /速報


5×緑製作及び主な材料調達にかかる関連各社の現状は以下の通りです。

生産機能本体に大きなダメージはございません。しかしながら交通及び通信の復旧には、今しばらく時間がかかることが予想され、運送、納品に支障の出る場合がございます。

復旧の状況に合わせて対応いたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


1.緑化ユニット製作について 

製作圃場:茨城県つくばみらい市

人的被害無し。

圃場の設備に大きな損傷はなく、生産機能は保持。


2.金網生産について

小岩金網(株)岩手工場:岩手県奥州市

人的被害無し。

シャッター等工場に一部損傷はあったものの生産機能は保持。

13日から電力も復旧し、工場は稼働。

ただし、通信機能は回復せず。

周辺道路の寸断、ガソリンの確保も困難であるため、運送に支障あり。

通信及び交通網の復旧次第で通常の稼働に移行できる見込み。


3.アクアソイル(充填用人工土壌)生産について

メーカー・(株)イケガミより生産委託工場(福島県喜多方)の設備は 無事であるものの、燃料の供給路が絶たれており、稼働が困難な状況、との報告あり。

メーカーには使用予定数量を通知済み、確保依頼。


4.里山ネットワーク:栃木県那珂川町

人的被害無し。




「生物多様性の庭に思う 1」では、生き物や地域性に配慮した庭づくりが注目されはじめて喜ばしい反面、それを実現するためには、地域性種苗をしっかり育てる生産者の育成が不可欠であることをレポートしました。

「生物多様性の庭に思う 2」では、生産者が育成されるだけでは、肝心の里山の在来種、郷土種の自生地の保全はできないこと、
5×緑では実験規模ながら里山の管理を行っているが、在来種の自生地を守ることがとても難しいこと、
在来種で庭づくり(都市緑化)を健全に進めるためには、供給者側だけでなく、発注者の側の意識も変わる必要があること、
を実体験を元に書かせていただきました。

前回お約束した通り、今回はオオタカ保護基金の遠藤さんのお話をご紹介したいと思います。

特定非営利活動法人オオタカ保護基金は、オオタカやサシバの生息地として有名な栃木県那須野ヶ原を拠点にワシタカ類の保護、研究、普及活動を行っています。

5×緑の里山ネットワーク、栃木の「馬頭の森」の佐藤さんが、昨年「生物多様性会議とちぎ」にバネリスとして参加したことから、オオタカ保護基金とのつながりができました。
https://www.5baimidori.com/satoyama/activity/201010-post-32.html

代表の遠藤孝一さんは、学生の頃からオオタカの保護を通じた自然環境の保護活動に取り組まれていて、現場を見続けてきた、その言葉には重みがあります。

その遠藤さんに、「オオタカが生息できる環境を守るためには、林業や農業が元気になることが大切です。けれども、山や田んぼの担い手はみんな高齢化していて、あと10年。このまま10年がすぎたら林業も農業も崩壊してしまうんじゃないかと思っています」と言われたときには、胸を衝かれる思いがしました。

オオタカが棲めない環境になってしまうことと、在来種の絶滅は重なり合っています。

そして「あと10年」という時間的なリミットは、私たちも心のどこかで痛切に感じていることでもありました。

このまま10年が過ぎたら、山の生業の多くが消失する、そんな流れが、取り返しのつかない動きとして定着してしまうのかもしれない。いえ、この不可逆的な流れは、既に始まってしまっているのかもしれません。

そんな中、5×緑が馬頭の佐藤さんたちと取り組んでいる、「里山の林床管理と都市緑化をリンクさせた取り組み」を遠藤さんたちがオオタカやサシバを守るために活動しているフィールドでも展開できないか、という呼びかけをいただいたのです。

話し合いや準備を進め、もう少し暖かくなって林床の草木が芽吹いたら、遠藤さんたちのフィールドを訪問することになっています。

こんな小さな動きが、里山を取り巻く危機的な流れにどれほど棹さすことになるのか、そんな思いもよぎりますが、私たちができることからはじめなければ、何にもはじまらないのも確かです。

最近知人に紹介された「働き方研究家」の西村佳哲さんの著作の一節を最後に引用させていただきたいと思います。

 この世界は一人一人の小さな「仕事」の累積なのだから、世界が変わる方法はどこか余所 にではなく、じつは一人一人の手元にある。

5×緑 宮田生美






ビルの庇に緑化ユニットを設置する<緑化建築>の事例が増えています。

各フロアに緑化ユニットを配置することが多く、緑化の規模やユニットの数も多くなります。
今年は、複数のビルで事前養生した緑化ユニットを設置することになっており、矢澤ナーセリーでも急ピッチでユニット製作が進んでいます。


側面植栽を終えて並ぶユニット
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圃場整備をして養生スペースを拡大
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冬に油断して植物を枯らしてしまう、ということがよくあります。

特に関東地方は、年末からこちら一ヶ月以上にわたって、まともな雨が降っていません。

これから春へ向けて新芽を出そうという時期に、水が無くてはかわいそうです。
水あげの始まるこれからの時期、水を枯らさないよう気をつけましょう。

水やりにせっかちは禁物です。
ちゃんと植物の根に届いているか、水の量は十分か、そんなことを気にしながら、ゆっくりたっぷり水をあげてください。

特に側面に緑がある里山ユニットなどは、プランター部の下部に根があります。
そこまで、水が届いているか確かめながら水やりをしてください。
前回に続いてのレポートです。

昨年12月、さるハウスメーカーの方と馬頭の森を訪れました。

これから開発する住宅地の一角に里山の植物を使った植生マットを入れたいとのこと。
前回のレポートで朝日新聞の記事をご紹介しましたが、そこで取り上げられている「生物多様性に配慮した庭づくり」のまさに先行的な試みをされようとしています。

*12月3日朝日新聞記事「都会の庭 命を育む」
https://www.5baimidori.com/press/56.pdf

ところが、私たちはいただいた数量を用意できないとお答えするしかありませんでした。
採りすぎると植物の回復が望めないので、山は広くても都会に提供できる緑はわずかです。
それだけ稀少なものともいえるのですが。。。

用意できるのは必要数量の2割です。
植生マットがどんな植物で構成されているかはわかりません。
(つまり、春にならないとどんな植物が生えてくるかわからないというわけですね。何しろもう冬ですから、ますますわからないのです)
万一、帰化植物が生えてきたら抜いてください。
もう、冬なのでエリアを広げて探すことはできません。

よくもこんな言いたい放題を言えたものだと思いますが、「里山の事情」からすればこの通りなので仕方がありません。
とはいえ、ビジネスの場であることを考えると、かなり非常識なことを申し上げているという自覚はあります。
いわゆる造園の仕事では、指定された規格の植物を指定された納期通りに納めるのが仕事だという意識が強いように思いますから、なおさらです。

ところが、そのハウスメーカーの方は「山へ言ってみたい」とおっしゃってくださいました。

山はすっかり初冬の風情。
林床の草類も冬枯れで、どのような植生なのか判然としません。
枯れ葉の上をサクサクと歩きながら、馬頭の森の管理をしてくださっている佐藤さんや奈良さんが、林床管理をしながら植生を守ることの大変さを訥々と話してくださいます。

この日は風が強くて、松籟の音を聞いたハウスメーカーのなかのお一人が、突然、子どもだった頃、山で遊んでいてよくこの松の鳴る音を聞いたものです、と思い出話を始められました。

「里山の事情」は、現場でお話しすると俄然説得力を増します。

来てくださったハウスメーカーの方もそのことを理解し、懐深く受け入れてくださいました。

そして、5×緑としては、実験フィールドたる馬頭の森の経験を生かして、次ぎなるフィールドを求めたい、と思ったのでした。
そうしたなか、出逢ったのが、オオタカ保護基金のみなさんです。

次回は、オオタカ保護基金の遠藤さんから聞いたお話をご紹介したいと思います。

冬支度を始めた馬頭の森
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里山の暮らしも冬支度です
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馬頭の佐藤さんから、楽しいイベントのお知らせです。

木の葉さらいを楽しもう! (シイタケの駒入れ&鳥小屋体験)

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かつて、小正月に行われていた、鳥小屋という風習を体験してもらい、
さらに、しいたけの駒入れ、木の葉さらいも体験してもらおうというイベントです。
地元の先達の方にもご指導いただく予定で、驚きの木の葉のパッケージの仕方など、
盛りだくさんの内容になっています。

参加ご希望の方は、佐藤さんまでメールでお知らせください。

rinnsinn214@yahoo.co.jp




主催: 那珂川町林業振興会

日時: 2011年1月23日午前9:00〜

場所: 那珂川町小砂3691 よろこびの森 (岡倉様隣接) 雨天時は小砂コミュニティセンター

参加費: 小学生以上 500円(レクリエーション保険込)


  • 昼食は用意します
  • 駒入れした原木は、一人2本持ち帰れます
  • 作業のできる服装でお越し下さい。

問い合わせ先:那珂川町林業振興会 佐藤昭二 rinnsinn214@yahoo.co.jp

イベント詳細




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