5×緑ニュース

2012年

新会社設立のお知らせ

 

 

 

株式会社アネックス 5×緑事業部は、来年1月より新会社として独立し、
「株式会社ゴバイミドリ」として新たに出発いたします。
5×緑プロジェクトのキックオフから10年。節目の旅立ちとなります。

懐かしい日本在来の植物を用い、里山の保全活動とリンクした都市緑化を志して
スタートした5×緑プロジェクトは、多くのデザイナー、クリエイターの方々との
まさに"×(コラボ)"によって、ユニークなグリーン・スペースを生み出してきました。

新しい会社になりましても、「緑の質」を、「ものづくりの誠実さ」を、そして
「自由で、クリエイティブなスタイル」を大切に、都市(まち)と里山と両方に役立つ
緑の事業を進めていきたいと思います。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

※新会社は、「会社分割」によって設立されます。
 株式会社アネックス 5×緑事業部に係る契約・知財等は、新会社が継承いたします。
 住所・電話番号等も、これまでと変わりません。

  

 

 

 

 

冬来たる候、周囲を緑化構造体で囲んだ、武蔵野の森の「味の素スタジアム 西競技場」も、秋枯れの風情をみせています。

競技場の西側につくられた「緑の広場」は、桜など元からある既存の大樹を残しています。木々の足下には武蔵野の野を思い起こさせる希少な在来の野草が植えられています。
枯葉の舞う地面に落ちる影の長さが秋の終わりを告げているようです。

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秋の名残のナデシコの花
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側面に植えたテイカカズラも赤く色づいて、冬の到来に備えています。
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「グッドデザインエキシビジョン2012」が、11月23日から25日まで、東京ビッグサイト東ホールで開かれます。

今年は、5×緑が、緑化の一部をお手伝いした2つのプロジェクトが受賞しました。

・味の素スタジアム西競技場 :受賞者 株式会社日本設計様
・サンクタス川崎タワー   :受賞者 株式会社スタイレックス様

味の素スタジアム西競技場は、展示什器もお手伝いさせていただき、緑でつくりました。

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味の素スタジアム西競技場は、生物多様性を考慮して関東の在来種を用い、武蔵野の地にふさわしい豊かな植栽を実現していること、加えて建築そのものを地形化し、壁面も可能な限り緑化して自然環境に対応していることが、評価されたとのことです。
https://www.5baimidori.com/news/201204-post-52.html

また、サンクタス川崎タワーは、超高層の集合住宅ですが、居住者間のコミュニケーションへの配慮が高く評価され、「バラエティに富んだ庭園との組み合わせも生活空間を豊かにする」ことが、受賞につながったようです。

5×緑の里山ユニットが置かれた空中庭園
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東京駅へ向かって浜松町を過ぎたあたり、山手線の内側の車窓から緑の開口部を持ったビルが見えます。
開口部に並んだ緑は、5×緑の「里山ユニット」です。

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この建物は、「神名子ども中高生プラザ」。港区の公共施設です。
1階の植栽基盤も5×緑の側面緑化のシステムが使われています。

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1階は保育園。
植物を大事に思う、子ども達のプレートが微笑ましいです。
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港区の公共施設のテラスを飾る緑化ユニットの設置が終わりました。

キキョウやオミナエシなど野の花で構成された緑のユニットが施設のフリンジを縁取っています。

屋内の体育室の窓からも植物が見えるので、スポーツに励む人たちにも癒しの緑になるのでは。四季の移ろいを写す野の花たちが、街に季節を運んでくれます。

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注意! ご案内した「ドングリ交流会」の日程が11/10から11/17(土)に変更になりました。

毎年恒例、里山の「ドングリ交流会」が11月10日(→17日に変更)に開かれます。

栃木の那珂川町の「木こり」の人たちが主催しているイベントで、5×緑も毎年楽しく参加しています!

今年はドングリキューブをつくるだけでなく、木の実やリボンで飾ってクリスマスバーションに仕立てるワークショップや昔懐かしい「しの鉄砲」をつくって飛ばしっこ遊びをするそうです。

毎年参加していて楽しみなのは、手作りのお昼ご飯!!
今年も新米を竈で炊いて振る舞っていただけます。

申し込みは11月1日までにこちらへ。

詳しくはチラシをご覧ください。
 

日にちが11/17になりましたのでご注意下さい。
 


 
寒露も過ぎて、この夏の猛威もようやくおさまり、秋の気配が濃くなってきました。

里山は稲刈りを終え、新米の季節が到来!

5×緑の里山ネットワーク、馬頭の森から今年も玄米がとどきました。

今年は夏が暑くて収量は思ったほど穫れなかったとか。そんな季節の便りを聞けるのも毎年の楽しみです。


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「緑の風がふきぬける東京」をテーマに、「第29回全国都市緑化フェアTOKYO」9月29日(土)から始まりました。

東京を会場に行われる今年の緑化フェア「TOKYO GREEN 2012」は、上野恩賜公園、井の頭公園、昭和記念公園など6つの場所で開かれます。
初日は秋晴れに恵まれ、大勢の人出で賑わいました。

5×緑の緑化ユニットは、上野恩賜公園のエントランスの大型サイン「うえのしるべ」に使われています。
また、不忍池の周りにつくられる「下町の庭」エリアにも、5×緑の「里山ユニット」がストリートファニチャーとして活用されています。

詳しくはこちらをご覧ください。

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9月28日(土)から始まる「第29回全国都市緑化フェアTOKYO」に5×緑が出展します。

東京を会場に行われる今年の緑化フェア「TOKYO GREEN 2012」は、上野恩賜公園、井の頭公園、昭和記念公園など6つの場所で開かれます。

5×緑の緑化ユニットは、上野恩賜公園のエントランスを飾る「うえのしるべ」に使われます。
また、不忍池の周りにつくられる「下町の庭」エリアにも、5×緑の「里山ユニット」がストリートファニチャーとして活用されます。

詳しくはこちらをご覧ください。

「緑の風がふきぬける東京」をテーマに、さまざまな緑が一堂に会する会場へ、ぜひお出かけください。


5×緑の特徴である側面の植栽には、テイカカズラが使われます。

5×緑の里山ネットワーク「馬頭の森」の林業家、佐藤さんや奈良さんにお願いして山採りし、挿し木で増やしてもらっています。そのテイカカズラのポットあげ作業が始まりました。

何度か失敗した挿し木の作業も次第に手慣れたものになり、山から届いたテイカは2万株を超えました。
こうして少しずつ山の生業(なりわい)に育ちつつあります。

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ポット上げを待つテイカカズラ
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夏季休業のお知らせ

5×緑事業部は、8月10日(金)~8月19日(日)まで夏季休業となります。

期間中にいただいたお問い合わせやご注文につきましては8月20日以降
順次対応させていただきますので、ご了承ください。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

5×緑事業部スタッフ一同

 

造園家山本紀久氏の「造園植栽術」を見ると、「管理」に一章が割かれていて、庭にとっていかにその後の管理が重要であるかがわかる。

植栽がよくなるのも悪くなるのも管理次第であってみれば、当初からどのようなメンテナンス体制を確立しておくかは極めて大切なことなのだが、実際には施工を終えるとそれまでの流れが途切れてしまって、なかなかそれができない。

山本氏は先の著作の中で、「管理者が作成した管理計画書に基づき、事業者は、監理者(設計者)と実際に作業を行う管理者(施工者)を加えた3者によるウォークスルーを行い、事業者の意向を受けた監理者(設計者)は、管理者(施工者)に対して目標を伝達し管理内容の確認を行う」ことを提唱している。

5×緑が植栽のメンテナンス管理をさせていただいている山種美術館では、毎年ランドスケープ設計の田瀬氏による管理の指導が行われている。

先月末の剪定作業時も設計者の指導を受けて、作業を行った。

室内のワークスペースから見える緑とその向こうの景色を考え、在るべき高さに樹木の高さをそろえる。
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開花したノシランは目に付くように周りの枝葉を整理。
植栽の見所を考えながら、風景をつくっていく。
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庭や建物の緑は、年を経るごとに成長し、変化する。
数年後、或いは数十年後の姿を見通して、設計をしているのであれば、設計意図を実現するために、毎年の管理に設計者が関わるのは、ごく自然のことのように思う。

在来種の選択除草

武蔵野の森総合スポーツ施設・西競技場(東京都調布市飛田給)のトラックは、「緑化構造体」ともいうべき、緑の壁(土塁)にぐるりと取り囲まれています。

春の芽吹きの時期を迎え、花の咲いた土塁は、竣工時から一段、緑が厚みを増しました。

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この競技場の西側は、一般の市民が自由に入れる「みどりの広場」になっています。

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ノシバの植えられた広場の中には、今や稀少となった、日本に昔からある在来の草花が
混植されています。

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除草はこの在来種の草花を残し、外来種を取り除く「選択除草」が必要となります。

6月28日、この競技場のランドスケープを担当した(株)プランタゴのセミナーに大学生らが
参加し、「みどりの広場」にある植物の種類を確認しながらの除草作業が行われました。

武蔵野の森の西競技場は、都市の施設の中に、どのようにして地域の植物を保全し、

生かすかを学べる格好の事例でもあります。

参加した人たちは、そうした草花の豊かさと共に、その存続の危うさも同時に感じながら、
作業を行いました。



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まずは除草する植物の確認 

 

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左:選択除草前 → 右:選択除草後

 

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残した植物たち(左からウツボグサ、カワラナデシコ、ミソハギ)


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除草した草で作ったバイオネスト

4月にラ・ケヤキで開催された、ランドスケープの設計家 田瀬理夫さんと、働き方研究家 西村佳哲さんとのコラボレーション・セミナー「ランドスケープという仕事」の番外編として、岩手県遠野市にある「クイーンズメドウ・カントリーハウス(QMCH)」にて5月18日から2泊3日の遠野セミナーが行われました。

QMCHは、田瀬さんがプランニングから運営まで深くかかわっているプロジェクトです。
遠野は古くから、母屋と馬屋が一体となった"曲がり家"で人と馬が同じ屋根の下に暮らしてきた馬文化の色濃く残る地域。QMCHは、現代の馬付住宅の実験モデルとして、馬6頭とともに暮らしながら、自然と人との在り方、有機循環型農業、限界集落の問題、地域文化・地域振興、震災の復興支援など、様々な問題に対し、問いかけ実証実験をする場となっています。

今回は、このQMCHに滞在し、QMCHを拠点に計画されている様々なプロジェクトについて、田瀬さん自らご紹介いただき、一緒にフィールドを見て回ったりと、遠野での時間を過ごしました。


遠野での3日間の様子はこちら( 120518_20遠野セミナーレポートs.pdf)  


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なごみの一枚

5×緑協力ナーセリーの矢澤さんから、カエルの写真が1枚送られてきました。

あまりに可愛いので、目下5×緑女子の癒し系アイドルに。

この子の撮影のいきさつは近く矢澤さんのナーセリー便りで知らせていただくことになると思います。


なごみますよね。。。。。。。
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「芝地区子ども中高生プラザ」の緑化ユニットの設置が始まりました。

各階の開口部のテラスに「里山ユニット」が配置される予定です。

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3月に竣工した「みなと保健所」の緑化ユニットが新緑の季節を迎えました。
1年目の春ということもあって、まだまだ緑は薄いですが、テイカカズラが多くの花芽をつけ、
これからの開花が楽しみです。

「みなと保健所」の「緑化ユニット」は、外壁を覆う環境配慮型の保水性レンガの上に置かれています。
約1年をかけて、事前養生したもので2階から8階までの各階のバルコニー(東西面)に
全535基が配置されています。

1階からの吹き抜け部には、内側から見上げたときにガラス越しにグリーンのスクリーンが
見えるようにデザインされており、緑を通した優しい光がホールに降り注いでいます。

1階のエントランス部にも5×緑のシステムを使った植栽基盤やフェンスがあり、
4月には保存したサクラの老木が無事花を咲かせました。
今はコデマリが満開です。

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みどりの競技場

スタジアムの外周を全て緑化土塁で形成した、東京都の「武蔵野の森総合スポーツ施設(仮称)」の陸上競技場が完成しました。

春まだ浅い季節なので、緑に包まれるのはまだ先ですが、植物が無事に育ってくれれば、やがて全体がつる植物の柔らかな緑で覆われてくることでしょう。

競技場を取り巻く緑化土塁(手前から奥へ3重構造)。
外周には高木が移植されて残された。
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これまでの緑化は、壁面緑化や屋上緑化というカテゴリーで捉えられてきました。
ともすると「緑」は「意匠」として扱われる面がありました。
「武蔵野の森」の陸上競技場は、こうした従来の「緑化」の枠を超えて、建築の構造自体を「緑でつくる」先進的で、サスティナブルな試みであるといえます。

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平面図の赤色の部分が「緑の構造体」である緑化土塁

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スタンドの建築部にも緑がつながる

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芝生のスタンド

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植物で覆われたスタジアムは、呼吸し、成長し続ける建築であり、未来の建築を予感させます。
建築と緑、或いは都市の緑の新しい可能性が広がるプロジェクトです。

 

 

設計:日本設計
ランドスケープ:プランタゴ

 

  あの震災から1年が経とうとしています。


瓦礫に埋もれた惨状を目の前にして、私たちは改めて「日本の風景」について、

「ランドスケープ」について、考えさせられました。


この1年、以前ブログでもご紹介した、西村佳哲さんの本「自分の仕事をつくる」

の中の一節、〈この世界は一人一人の小さな『仕事』の累積なのだから、

世界が変わる方法はどこか余所にではなく、じつは一人一人の手元にある。〉

という言葉に随分と勇気づけられてきました。


そして今、「ランドスケープという仕事」が問い直されているように感じます。


「ランドスケープ」と「仕事」、この2つのテーマを巡って、ランドスケープの

設計家であるプランタゴの田瀬理夫氏と「働き方研究家」の西村佳哲氏の

コラボレーション企画が、この春スタートします。


詳しくはこちら

http://www.livingworld.net/tase/



お二人のセッションからどのような化学反応が生まれるのか、

今からとても楽しみです。



*田瀬理夫さんプロフィール


株式会社プランタゴ代表


ランドスケープの仕事 

熱帯ドリームセンター 藤が丘タウンハウス 百合ヶ丘ビレッジ 

アクロス福岡 コートハウス国立 BIOSの丘 立教大学新座キャンパス アミュゼ柏

読売広告社 相模女子大マーガレットハウス アクアマリンふくしま 地球のたまご 

日産先進技術開発センター 山種美術館 他多数



*西村佳哲さん プロフィール

 http://www.livingworld.net/nish/lang-pref/ja/

著書に『自分の仕事をつくる』(晶文社/ちくま文庫)、『自分をいかして生きる』(ちくま文庫)、『自分の仕事を考える3日間』『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』(弘文堂)、『かかわり方のまなび方』(筑摩書房)、『いま、地方で生きるということ』(ミシマ社)、『わたしのはたらき』(弘文堂)など。






5×緑の名刺が、バナナペーパーに変わりました。

バナナぺーバーは、環境コンサルタントの Peo Ekbergさんが共同代表を務めるOne Planet Cafeが、アフリカのザンビアで立ち上げたプロジェクトです。
http://www.oneplanetcafe.com/paper/index.html

バナナの茎は収穫後、ゴミになって捨てられてしまいますが、One Planet Cafe は、そのバナナの茎で紙をつくるビジネスをザンビアの女性達と始めたのです。

アフリカの環境破壊や教育の問題の根底には貧困があります。

One Planet Cafe の Peoさんたちは、現地の女性達に働く場所を提供することで、こうした問題の解決への道を現地の人々とつくろうとしています。

ある環境ビジネスの会合で Peoさんのお話を聞き、私たちの名刺もバナナベーパーに切り替えることにしました。

One Pianet Cafe の素敵なのは、とても楽しそうに、ハッピーに活動を続けていること。
先日も「一緒にザンビアへ行きませんか」というメッセージが届きました。

せっかくなので、Peoさんのお許しを得て、ここに紹介します!



> 5x緑の皆さん、One Planet Cafeのペオです。

> 今回のバナナニュースは普通より長いのでごめんなさい。

> 4月25日~5月1日、3回目のエコツアーinアフリカ実施します。

> 一緒にザンビアへ行きませんか?

> バナナペーパーの繊維取りのチームにも会います!

> フェアトレードやエコビジネス、野生動物のサファリ、

> 村の訪問(家庭訪問含む)などの魅力的な内容の旅です。

> 私とバナナチームのマネージャーBillyさんはこのエコツアーのガイド。

> 現在のところ、4名がすでに申し込みました。

> ・スケジュールはこのメールの以下に添付します。

> ・今までのエコツアーの写真はこちら:

> http://www.oneplanetcafe.com/photo/index.html#eco_zambia

> ・これまでの参加者の感想やツアーの情報はこちら:

> http://www.oneplanetcafe.com/eco_tours/africa.html

> ■■■詳細

> エコツアーinアフリカ(ザンビア) 手配

> 2012年4月25日~5月1日(現地) 

> 大人265,000円(航空券別/大学生230,000円)

> ・スタート: 4月25日(現地) (日本出発:4月月24日)

> ・訪問する地域: アフリカの国ザンビア。

> ・滞在期間(現地): 6泊7日  首都ルサカ、サウスルアングア国立公園

> ・定員:10名(最低必要人数:6名)

> ・宿泊:ホテルやロッジ(大自然に囲まれた宿泊施設)

> ・言語: 日本語と英語

> ・エコガイド: ペオ・エクベリ、ビリー・エンコマ

> ・事前の説明会: 出発の1ヶ月前予定(場所:東京)

> ・質問・お問い合わせ・申し込み: 

>    MAIL oneworld@aqua.famille.ne.jp

>    TEL 080-5528-2656 (担当 ペオと聡子エクベリ)

> ■■■SCHEDULE スケジュール■■■

> ■DAY 0 (4月24日)

> 出発 日本-ザンビア(香港・南アフリカ経由)

> ■DAY 1 (4月25日)

> ザンビアの首都ルサカ到着、 サウスルアングワ国立公園と

> エンフエ村(バナナペーパーと野生動物の地域...)へ。

> 大自然に囲まれた宿泊施設のロッジにチェックイン。

> 午後: MINI WALKING SAFARI ミニ・ウォーキングサファリ

> ロッジ敷地内、目の前にヒヒ、インパラやキリンが現れるかもしれません...。

> 川に沈む、大きく美しい夕日を見ながら、ゆっくりとしたアフリカの時間を

> 楽しんでください。ラッキーなら川を渡る野生動物を見られます。

> ■DAY 2 (4月26日)

> 午前: FREE TIME フリータイム

> 午後: VILLAGE 村の訪問(家庭訪問を含む)

> 典型的なアフリカの村へ。可愛いわら屋根や粘土の家が多い。

> 同時に貧困問題があります。電気や水のない家が普通。地元の人や

> 社会が抱える挑戦と可能性の話しを聞きます。

> 夕: SAFARI ナイト・サファリ

> 夜行性動物の登場!サウス・ルアングワ国立公園はアフリカで最も

> 豊かな国立公園の一つ。

> アフリカの夕日の下、大自然や野生動物を楽しみます。

> ■DAY 3 (4月27日)

> SAFARI モーニング・サファリ

> 動物の行動が活発な明け方から、サファリにでかけます。

> オープンサファリカーで、野生動物を見たり、自然を感じたりします。

> また、アニマルファースト(動物優先)とエシカルガイドの考えに基づき、

> 管理が行き届いたサファリを楽しむことができます。

> 昼: Wildlife Conservation 野生動物保護協会の訪問

> アフリカ大陸では素晴らしい生物多様性や野生動物(サイ、ライオン、

> ヒョウなど)があいにく減っています。1980年代、最後のサイがこの

> 地域から消えてしました。国立公園の野生動物保護の仕方は?

> 絶滅危惧種と私たちのつながり、そして可能性とは?

> 午後: BANANA PAPER バナナペーパープロジェクトの訪問

> バナナペーパーのバナナチーム(村の女性たちと男性たち)を訪問。

> 「バナナ繊維取り」の作業を見せてもらったり、一緒にtryしてみたり、

> ディスカッションをする(バナナチームとの交流)。

> ■DAY 4 (4月28日)

> FREE TIME 半日フリータイム

> オプション1:モーニングサファリ(英語のガイド), 

> ウォーキングサファリ(英語のガイド) , バードウォッチング。

> オプション2:自分のためのプロジェクト(写真、取材など)の時間。 

> ■DAY 5 (4月29日)

> 午前: CHILDREN WORKSHOP デザインワークショップ

> 村の子どもたちと一緒にデザインのワークショップを!

> 午後: ARCHAEOLOGY 考古学探索 -人類の故郷アフリカ人類はアフリカ

> で生まれたと言われます。古代の壁画や人類の歴史的足跡をたどります。

> 最近発見したばかりの古代ツールを見ながら、興味深いストーリーを聞きます。

> 夕: 伝統的なディナー オープンレストランで「Nshima エンシマ」の食事を!

> ■DAY 6 (4月30日)

> アフリカのフェアトレード会社「Tribal Textile 布・アートデザイン」の店や工場の見学 。

> アフリカで人や環境を守るビジネスの可能性とは? 現地の人々の貧困問題や環境問題の

> 原因の一つは、先進国との「不公平な取引」です。公平な取引(フェアトレード)のおかげで、

> この問題を解決することができます。150人以上を雇うTribal Textile!

> ■DAY 7 (5月1日)

> ザンビア-日本  (5月2日帰国)

> ※延泊可能。

> ---

> 以上。


今年度手がけた緑化プロジェクトが、年度末を控えて次々と立ち上がってきています。

特に、今年は建築と緑のマリアージュとも言いたくなるような新しいスタイルの建築緑化が多く、私たち自身も初めて目にする都市の緑景に目を見張っています。

いずれも施工途中のものではありますが、ここに少しその姿を垣間見える写真をご紹介しようと思います。

●地上40メートルまで連続して立ち上がる角柱の緑化ユニット
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●軽やかなエントランスの庇に緑陰をつくる

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●地上100メートルの高層タワーの中庭

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●建築の際に並ぶ緑

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5×緑の里山ネットワーク、馬頭の森からのお知らせです。

昨年11月に行われたどんぐり交流会に続き、今回は森と生き物(野鳥)をテーマにしたイベントです。NPO法人オオタカ保護基金代表の遠藤孝一さんを講師にお招きしお話を伺います。
森とは切り離せない野鳥について一緒に考えてみませんか。
冬の森の中で野鳥たちの巣箱作りも体験していただこうと考えています。
手づくりの昼食もご用意してお待ちしています!

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【イベント詳細】

日 時 : 平成24年2月25日(土) 午前10時~

場 所 : よろこびの森(栃木県那珂川郡那珂川町小砂3691 岡倉様隣接)

雨天時 : 小砂コミュニティーセンター(栃木県那珂川群那珂川町那珂川町立北保育所隣)

参加費: 小学生以上1人500円(レクリエーション保険込)

申込み: 食事・材料を用意する関係上、2月18日(土)までに以下のどちらかにご連絡ください。 
       ・那珂川町の方  担当:藤田 090-5774-7193 
       ・上記以外にお住まいの方 担当:佐藤 rinsinn214@yahoo.co.jp

その他: ・昼食は用意いたします。
      ・作業のできる服装でお越し下さい。
      ・のこぎりと金槌がある方はご持参ください。

主 催: 那珂川町林業振興会


 

造園家 山本紀久氏(愛植物設計事務所会長)の著作「造園植栽術」(彰国社)が出版されました。

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造園家として48年に及ぶ氏の"仕事"を集大成した書であり、造園に関する豊かな知識や技術が余すところなく語られています。

これまでの事例を織り込みながら、具体的にわかりやすく説明されていますが、ことに、氏の手によるスケッチや図版、写真がどれも美しく、見ていて飽きない書となっています。

 

また、その内容は専門書・技術書としての役割を十分果たしながらも、山本氏の目線は植物の周辺の"いきものたち"や"人の暮らし"にまで遠く及び、日本の文化論や風景論、更には環境問題に関する社会的なメッセージにまで到達しています。

この書を読むと、造園・ランドスケープの領域がいかに広く、深く、社会性を伴うものであるかがよくわかります。

 

本書は、見開き2ページごとにキーワードを軸に見やすく、わかりやすく構成されています。

キーワードがそのまま目次になっているので、キーワードを追っていくことで造園の体系が頭に入るよう工夫されています。

山本氏自身、「造園の特色でもある植物の扱いに焦点を当て、造園に必要な基礎的な知識を縦糸とし、横糸にはこれを応用するための要点を、私がかかわった具体的な事例を織り交ぜながら解説することで、膨大な知識と経験が必要な全体像が、初心者でもなるべくとらえやすいように構成した」と記しています。

 

東京農大名誉教授の進士五十八氏は前書きで「実に幅広い視点から"緑"の話題を展開し、それでいてキチンと"美しい国・日本のためのランドスケープデザイン技術"へと収斂させている」と語っていますが、この本は、まさにそのような書であると思います。


キーワードにそって、美しい図版でわかりやすく構成されたページ

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