5×緑ニュース

灌水! 注意報 植木に水やりを!!

とうに立秋を過ぎ、処暑を迎えたというのに、暑さがおさまりません。

強い日射は人だけでなく、植物にとっても辛い環境です。

その上、この夏は雨が降りません。

7月の東京地点の降水量は70mm。平均の161.3mmからすると例年の半分以下しか
降っていないことになります。
8月に入ってからはますます雨が少なく、12日に0.5mmのお湿りが観測されてから、
27日までずっと雨は降っていません。
この後も週間天気予報を見ると、晴れマークが続いています。

雨のない中、植物は乾燥しきっています。

皆様のお庭や里山ユニットの植物は元気にしていますでしょうか。

葉の先がクルッと丸まっていたり、葉の萎れている枝があったりしたら乾燥している
しるしです。すぐにお水をあげてください!

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強い日差しを浴びて植物も日焼けをすることがあります。
部分的に葉が茶色くなったりしていても、葉が焼けているだけで根は生きていること
が多いので、傷んでしまった葉をとって、お水をあげ、しばらく様子を見て下さい。

植物は生きていますので、身近な人が気にかけてあげるだけで随分元気の良さが違います。

気象庁によると、温暖化が進むと雨はまとまって降り、逆に無降水日が増えるそうです。
この夏の渇いた空気に、そんな異常を実感します。

異常気象は地球規模で発生し、渇水の一方でバングラデシュでは悲惨な洪水の被害が
起きています。

目の前の植物もこうした気候変動と無縁ではありません。せめて身近な生命を大切に。。。。。。。

人も植物も水分補給を忘れずに。無事にこの夏を乗り切りましょう。



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