2009年8月の記事
梅干し 2つ
2009-08-31 (Mon)
朝の散歩
2009-08-28 (Fri)
前夜どんなに遅くても、できるだけ早朝散歩するようにしている。
まだ日の明けきらぬうちにそうっと家を抜け出して、小一時間
ふらふらとあたりをきままに歩く。
きっかけは、運動不足解消だったので、できるだけ歩数を稼ぐような
カロリー消費型の歩きをしていた。
ところがあるとき、散歩歴40年という、散歩の達人から、「そんな歩き方
は散歩とは言わない」とたしなめられた。
そのご老輩曰く----
「散歩には散歩道("どう"と呼びます。"みち"とはよみません、
念のため)があって、できるだけ何も考えず、ただ自分も自然の一部として、
何も考えずに歩く。そのうちに自分を感じなくなってきている」。
それこそが本来の正しい散歩のあり方だと。
「散歩なんて人それぞれじゃないの!」と内心反論していたが、そのうち
そうかもなあ~と、思うようになってきて、(とても影響を受けやすい性
格の私)できるだけその言葉を守り、できるだけ余計な考え事はしないよう
にして、ただ、自然に触れながら歩くようにこころがけている。
朝散歩をはじめて、もう一年半。
出張先や初めての街で出会う、早朝の光景はまた格別。
神様がプレゼントとしてくれたとしか思えないような光景に出合うと、
その日一日が幸せな気持ちでいられる。
結
(写真は福岡の大濠公園の朝の様子)
夏の虫干し
2009-08-21 (Fri)
笑
ブノワトンのパンのこと
2009-08-13 (Thu)
伊勢原の本店は来年3月で閉店するという。
パン屋さんは全国津々浦々いろいろあれど、「自分が一番好きなパン屋さんは?」と問われると「ブノワトン!」とためらいなく答える。
パンも好きだし、何より高橋さんの人柄が、そしてパンに賭ける人一倍の情熱に心打たれるものがあった。
国産の小麦、しかも地元の湘南ブランドの小麦作りに情熱を傾け、種まきから~製パンまで一貫してパンづくりに取り組む姿は、若き宣教師のようにも見えた。
小麦を育て、収穫し、管理し、石臼という小麦のおいしさを最も引き出す製法にこだわって製粉する。その工程を経てやっと、パン作りがスタートする。普通なら人任せにしていることに高橋さんは最も情熱を注いでいた。
気の遠くなるような手間のかかる工程、そしてそれに伴う経営的なリスクの大きさは想像を絶するものがあっただろう。
パンは本当に生き物だ。自分で手作りするとよくわかる。
厳選された材料、最適な環境、そして作り手のコンディション......そのすべてが充実していないと、美味しく焼きあがってくれない。
高橋さんは、朝小麦粉に手を入れて、今日はだめだと思うとその小麦を使わなくする日もあったという。彼が「麦師」といわれるゆえんでもあろう。
彼の思いは一体どれだけの人に夢を与えてくれただろう。
そしてどれだけの人を喜ばせてくれただろう。
人は、パンひとつからでも、希望をもつことができる。
さわやかな高橋さんの笑顔を思い出しながら、私たちもそんな志を忘れてはいけないと思った。
結
http://www.benoiton.net/shop/
俳句が趣味!
2009-08-01 (Sat)
といってもまだまだ好きの横好きレベルもいいところなんだけども、
うちのスタッフで最近お誕生日を迎えたばかりのM田さんは「はいそこで一句!」とか、簡単に言ってくれる。
な、急にできるわけないダロウ。
俳句って、自分がいいと思ってもだれもいいと思ってくれなかったり、
自分では全くダメと思っていたものが仲間に褒められたり~。ま、そのギャップが楽しんだけど。
春の季語に「亀鳴く」というのがあって、妙にひかれた私。亀ってなくの???
想像をたくましくして、自分としては会心の出来と思って、句会に出したのが、
「亀鳴くや ダイナマイトの燃ゆる間に」
でも、師曰く「ダイナマイトは燃えないでしょ」と、バッサリ。
でもでも、どうしても亀とダイナマイトが結びついてはなれなくなってしまった。
「亀鳴くや ダイナマイトが爆す間に」ならどうかしら。
いや、
「亀鳴くや ダイナマイトが燻ゆる間に」なら、もっとリアルかしら?
季語は秋になりそうなのに、まだ春の季語を引きずっている私。
結
福岡の大濠公園の亀。
句会の様子のリンク「桃兎の部屋」
http://ameblo.jp/emichacha-ameblo/