緑化ユニットを並べると同時に手すりができる――。
下のイラストのように、プランターを形成する金網の背面を立ち上げることによって、手すり機能をもたせています。
背面パネルにツル植物を絡ませることで簡単に緑化手すりを実現できます。
手すり部分はH1800程度まで伸ばすことができます。
初めて登場したのは2009年の山種美術館のプロジェクトでした。
下は、その時の外観写真です。
(日本設計/プランタゴ)
以降、様々な現場で使われ、その度に固定方法等が進化してきました。
豊島区役所(隈研吾建築都市設計事務/日本設計/ランドスケープ・プラス)
今年、蔵前の複合ビルで立ち上がり部分を箱体にして、緑の厚みが出るようにしたニュータイプが実現しました。
立ち上がりを二重にすることで緑の厚みを増すことができます。
(日本郵政)