土留め、敷地の高低調整に――「そくめんみどり」の活用方法

5×緑で使用している金網は、元々土木資材でもあり、土留めは得意です。
簡単なL型の構造の金網で土留めもできますが、今回は事前育成方式と組み合わせた「そくめんみどり」についてご案内いたします。

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5×緑をご存知の方は、在来の植物の植わった緑化ユニットを思い浮かべる方も多いと思います。
緑化ユニットは、植栽まで完了して事前育成したものを現場に搬入します。現場工事は「置くだけ」で完了します。
事前育成方式を採用することで側面に植えたツル植物が安定し、成長した状態で現場に届けることが可能になります。
育成期間が十分であれば、竣工時の初期緑化の完成度を上げることができます。
https://www.5baimidori.com/5baimidori/system.html

敷地の形状を変える土留めや外構の植栽基盤は、土のボリュームが大きく、ユニット化しにくい面がありました。
側面の植栽を事前に育成して初期効果をアップできる緑化ユニットのメリットを、土留め工事でも使えるように開発されたものが「そくめんみどり」です。

側面だけ事前育成して土留め資材とし、後背の植栽地の土と一体化させます。

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傾斜のある通路や階段部分にも対応できます。

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段積みすることで高さを確保することもできます。

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この春にオープンしたOMO7大阪by星野リゾート(ランドスケーブデザイン:オンサイト計画設計事務所)でも前庭の広場に使われています。

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