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ナーセリー便り

ヤブコウジ (2012年1月30日)

昨年の秋(10月頃)から赤く実ったヤブコウジ(Ardisia japonica)の果実が
まだきれいに残っています。
ヤブコウジは、「松竹梅」や「福寿草」とともに正月の縁起物として
床飾りに用いられたり、門口(かどぐち:門の出入り口。家の出入り口)に
飾られます。

江戸時代からすでに正月飾りや祝儀の飾りものとして用いられていたようで、
その理由は江戸時代の文献(貞丈雑記)によると、雪や霜にあたっても赤い実が
萎れずに美しい状態であること、によるようです。
このような理由を知るたびに、昔の人は植物をよく観察してその特徴を捉え、
暮らしの中に上手に取り込んでいたのだと関心してしまいます。

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このヤブコウジは山地の木陰に生える低木で、日陰にも強いので日の当たらない
場所に設置するユニットによく植栽しています。
北海道の奥尻島から本州、四国、九州に広く生育していて、
朝鮮半島、台湾、中国大陸にも分布しています。



2012-01-30 (Mon)

Merry Christmas♪ (2011年12月22日)

どんぐりキューブに木の実を配してクリスマスの飾り付けをしてみました。

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・シラカシのどんぐりキューブです。
・常緑なので冬でも変わらない緑を楽しむことができます。

 

 

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・コナラのどんぐりキューブです。
・落葉なので冬の間は葉がなくなってしまいますが、
春になると芽が膨らんで瑞々しい新緑を展開する様子を楽しむことができます。


 

「どんぐりキューブについて詳しくはこちら」

2011-12-22 (Thu)

テイカカズラの繁殖 (2011年12月 5日)

今年は栃木の里山ネットワークと連携して精力的にテイカカズラの自家生産を進
めてきました。
私のところでは、これまで(東日本大震災前)提供されてきた福島県浪江町の
テイカカズラを親株にして相当な数を挿し木繁殖しました。
この親株は浪江町の山に自生していた株から穂木を採取して繁殖したものです。
このテイカカズラはこれからも絶やすことなく作り続けていくつもりです。
また、栃木の里山ネットワークの佐藤さんと奈良さんも頑張ってくれました。
馬頭の山から穂木を採取して一万本以上挿してくれました。

 

今年は、福島、栃木、茨城、千葉の4箇所の産地に由来する穂木を採取して
合計で約35,000本ほど挿しました。
このうち約25,000本はすでにポット上げして育成状態に入っています。
(苗は全て産地別に分けてあります)
残り約10,000本は来春暖かくなってからポット上げする予定です。
来年の6月頃には5×緑ユニットに植栽できるようになると思います。

 


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<関連情報>

栃木でテイカカズラの生産はじまる
http://www.5baimidori.com/satoyama/nursery/201106-post-75.html


テイカカズラの挿し木
http://www.5baimidori.com/satoyama/nursery/201108-post-78.html

2011-12-05 (Mon)

コナラの紅葉 (2011年11月30日)

半月ほど前の11月初旬になりますが、
5×緑ユニットに植栽したコナラ(Quercus serrata)がきれいに色づいていました。


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右下の植物はガマズミ(Viburnum dilatatum)です。

 

モミジ類やナナカマドなどの紅葉のような鮮やかさはなく地味ですが、
渋い感じのこの紅葉が私は好きです。

2011-11-30 (Wed)

11月の四季咲きヒメアジサイ (2011年11月28日)

昨年6月25日に紹介させていただいた四季咲きヒメアジサイ(Hydrangea serrata ssp.yezoensis f.cuspidata'Shikizakihime')が11月になっても花を咲かせています。

 

過去の記事はこちら
http://www.5baimidori.com/satoyama/nursery/201006-post-40.html

 

この時期でも新しい蕾を膨らませてきています。
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・11月14日撮影

 

寒さが厳しくなって霜が当たるまで次から次へポツポツと花を咲かせて
楽しませてくれます。
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春先に全ての枝を株元でカットしてしまったので今年の花の数は少ないですが、
剪定をせずに伸び伸びと育てれば初夏から初冬までずっとアジサイの花を楽しむ
ことができます。

 

〈追記〉
私の植木の師匠の話では、"はじめてこの植物を見た欧米の植木生産者達は、
よだれを流して欲しがった!"というほど魅力的だったようです。
今では、これを親にして品種改良が進み、それらの品種が逆輸入されているよう
です。

2011-11-28 (Mon)

ツチイナゴの脱皮 (2011年11月 1日)

9月に入ってすぐに圃場の周りの田んぼで稲刈りが行われると
それまで田んぼにいた虫たちが一斉に圃場にやってきます。(かなり迷惑ですが...)
その代表がイナゴです。
一方、圃場の田んぼと反対側は小貝川の土手ですが、
この土手には同じイナゴ科の「ツチイナゴ」が多く生息しています。
ツチイナゴは普通のイナゴの2倍ほどの大きさで褐色です。
ツチイナゴはクズやカナムグラなどの葉の大きな植物を食べるので
土手に多く生息しているようです。(詳しくは下記解説参照)

 

今日(10/29)そのツチイナゴの脱皮をはじめて見ました。
成虫になるまで何回脱皮をするか知りませんが...
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・身体を下に向けてイモムシのように身体をモゴモゴと動かして皮を脱いでいき
ます。この時、羽根は縮まったままです。

 

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・脱皮が終わると身体の向きを上に変えて羽根を伸ばします。

 

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・完全に羽根が伸びました。この後、段々と身体が硬くなっていきます。

 

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・脱ぎ捨てられた抜け殻です。身体が硬くなるとどこかに行ってしまいました。

 

 

●ツチイナゴの解説(出展:Wikipedia)
-なかなか興味深い生態です!是非読んでみて下さい!!-

 

独特の模様がある褐色のバッタである。
成虫の体長はオスが5cm、メスが6cmほど。体型や大きさはトノサマバッタやクル
マバッタに似ているが、全身が褐色で、細かい毛が生えている。背中には黄白色
の線が頭部から尾部まで走っていて、複眼の下に黒い線、胸部の側面にも黒い縦
しまがある。

 

幼虫はつやは無いが鮮やかな黄緑色をしており、この色彩は終齢幼虫まで続く。
翅も伸びていないが、全身の細かい毛と複眼の下の黒い線は成虫と共通している。
成虫になると一転、茶褐色となるが、これは成虫期の大半を過ごす冬季は枯れ草
ばかりの環境であり、保護色として適当であるためと考えられている。

 

本州、四国、九州、南西諸島に分布し、日本以外では中国、インドまで広く分布
する。 バッタ類の多くはイネ科やカヤツリグサ科の植物がまばらに生えた草原
を好むが、 ツチイナゴはクズやカナムグラなどの生い茂ったマント群落を中心
とした草丈の高い草原に多く生息し、 おもに食べる植物もそれらの葉の広い植
物である。

 

また、日本に分布するバッタ類は卵で越冬する種類ばかりだが、ツチイナゴはラ
イフサイクルが丁度半年分逆転しており、成虫で越冬する。 成虫は10月ごろか
ら現れはじめ、冬になるとそのまま草原の枯れ草の下などで越冬する。 春にな
ると再び活動し、6月頃まで成虫がみられる。他のバッタ類が成虫として活動す
る夏頃には、ツチイナゴはまだ幼虫である。 同じようなライフサイクルをおく
る直翅目昆虫としてはクビキリギス、シブイロカヤキリが有名であるが、 ツチ
イナゴの成虫が持つ耐寒能力はそれらの虫よりも劣っており、代謝活動を落とし
て生理的に冬眠するのではなく、 なるべく日当たりが良く暖かい環境に身を置
いて冬をやり過ごしているのが実態である。暖かい日には活動し、 僅かながら
摂餌もする。終日凍結するような環境では多くが春を迎えられずに死亡する。
越冬に不向きな環境ではしばしば飛んで移動する事さえ有る。

2011-11-01 (Tue)

弱肉強食 (2011年10月25日)

池を組み込んだユニットに棲み着いていた片目のトウキョウダルマガエルが
姿を見せなくなってしまいました。(8月29日紹介)
もう一週間になります。
おそらくモズかヤマカガシの餌食になってしまったのだと思います。
真犯人はモズのような気がしています。
モズは9月中旬頃に山から降りてきて、
盛んに縄張りを宣言する高鳴きを繰り返しています。
「はやにえ」も見つけるようになりました。


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・枝に刺されたアマガエル

 


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 ・枝に刺された後、数日後にアジサイの葉の上に置かれていたニホントカゲ


モズは頻繁にやってきて、近くの小屋の屋根にあるアンテナの上に留まって
周囲を見回したり、高鳴きしたりしていたので、
ユニットの池にカエルが棲み着いているのを知っていたのでしょう。
日曜日、人のいない時にやってきて捕らえたのだと思います。
6月頃から毎日、カエルの姿を見るのを楽しみにしながら
餌を与えたりしていたのですっかり寂しくなってしまいました。
(襲われた時はさぞ痛かっただろう...などと想像すると不憫でなりません。)

都会で生活しているとほとんど意識することはないと思いますが、
自然の残っている田園地域や里山などでは、
極々当たり前に「食う-食われる」の弱肉強食の世界が展開しています。
圃場では、小さな蛾を食べるトンボやクモ、
バッタやコオロギやミミズなどを食べるカエルやトカゲ、
そのカエルやトカゲを食べるヘビやモズやイタチなどの姿をたびたび目撃します。
また、稀にセキレイなどの小鳥やノネズミを捕らえるチョウゲンボウやノスリなどを
見ることもあります。

 

 

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・トノサマバッタを補食しているオオカマキリ(♀)

 


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・獲物を捕らえたら放さないカマのギザギザに注目!

 

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・蛾を捕らえたオニグモ

 


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・餌が巣にかかるのを待っているコガネグモ

2011-10-25 (Tue)

アメリカザリガニ出現! (2011年10月 3日)

ハウス内にアメリカザリガニ(マッカチン)が出現しました。
ゆっくりと闊歩しています。

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アメリカザリガニはやっかいな奴で、
ハウスと隣接する田んぼの畦やハウスのビニールの脇に穴を掘ったりするのですが、
大雨の時などはその穴からハウス内に雨水が流入してきて困ってしまいます。

 

困った奴ですがすっかり見る機会が減ってきています。
(外来種なので減って良いのですが...)
水辺がコンクリートで固められたのが主な原因だと思いますが
農薬や除草剤などを使用したタンクや噴霧器などを洗った水が
水路に流入すること、使い切らずに残った農薬を水路に廃棄すること、
なども大きな原因のような気がしています。
(私はしていませんが...)

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2011-10-03 (Mon)

ツチイナゴの脱皮 (2011年10月 1日)

9月に入ってすぐに圃場の周りの田んぼで稲刈りが行われると
それまで田んぼにいた虫たちが一斉に圃場にやってきます。(かなり迷惑ですが...)
その代表がイナゴです。
一方、圃場の田んぼと反対側は小貝川の土手ですが、
この土手には同じイナゴ科の「ツチイナゴ」が多く生息しています。
ツチイナゴは普通のイナゴの2倍ほどの大きさで褐色です。
ツチイナゴはクズやカナムグラなどの葉の大きな植物を食べるので
土手に多く生息しているようです。(詳しくは下記解説参照)

 

今日(10/29)そのツチイナゴの脱皮をはじめて見ました。
成虫になるまで何回脱皮をするか知りませんが...

RIMG4014s.jpg
・身体を下に向けてイモムシのように身体をモゴモゴと動かして皮を脱いでいき
ます。この時、羽根は縮まったままです。

 

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・脱皮が終わると身体の向きを上に変えて羽根を伸ばします。

 

RIMG4020s.jpg
・完全に羽根が伸びました。この後、段々と身体が硬くなっていきます。

 

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・脱ぎ捨てられた抜け殻です。身体が硬くなるとどこかに行ってしまいました。


 

●ツチイナゴの解説(出展:Wikipedia)
-なかなか興味深い生態です!是非読んでみて下さい!!-

 

独特の模様がある褐色のバッタである。
成虫の体長はオスが5cm、メスが6cmほど。体型や大きさはトノサマバッタやクル
マバッタに似ているが、全身が褐色で、細かい毛が生えている。背中には黄白色
の線が頭部から尾部まで走っていて、複眼の下に黒い線、胸部の側面にも黒い縦
しまがある。

 

幼虫はつやは無いが鮮やかな黄緑色をしており、この色彩は終齢幼虫まで続く。
翅も伸びていないが、全身の細かい毛と複眼の下の黒い線は成虫と共通している。
成虫になると一転、茶褐色となるが、これは成虫期の大半を過ごす冬季は枯れ草
ばかりの環境であり、保護色として適当であるためと考えられている。

 

本州、四国、九州、南西諸島に分布し、日本以外では中国、インドまで広く分布
する。 バッタ類の多くはイネ科やカヤツリグサ科の植物がまばらに生えた草原
を好むが、 ツチイナゴはクズやカナムグラなどの生い茂ったマント群落を中心
とした草丈の高い草原に多く生息し、 おもに食べる植物もそれらの葉の広い植
物である。

 

また、日本に分布するバッタ類は卵で越冬する種類ばかりだが、ツチイナゴはラ
イフサイクルが丁度半年分逆転しており、成虫で越冬する。 成虫は10月ごろか
ら現れはじめ、冬になるとそのまま草原の枯れ草の下などで越冬する。 春にな
ると再び活動し、6月頃まで成虫がみられる。他のバッタ類が成虫として活動す
る夏頃には、ツチイナゴはまだ幼虫である。 同じようなライフサイクルをおく
る直翅目昆虫としてはクビキリギス、シブイロカヤキリが有名であるが、 ツチ
イナゴの成虫が持つ耐寒能力はそれらの虫よりも劣っており、代謝活動を落とし
て生理的に冬眠するのではなく、 なるべく日当たりが良く暖かい環境に身を置
いて冬をやり過ごしているのが実態である。暖かい日には活動し、 僅かながら
摂餌もする。終日凍結するような環境では多くが春を迎えられずに死亡する。
越冬に不向きな環境ではしばしば飛んで移動する事さえ有る。

2011-10-01 (Sat)

大型案件ユニットの出荷始まる! (2011年9月29日)

前回ご紹介させていただいたユニット約500基の出荷が始まりました。
4tトラック2台が来場しました。
1台に約30基積み込むのに1時間要していました。
結構時間がかかるようです。


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2011-09-29 (Thu)

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