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ナーセリー便り(2012年1月)

ヤブコウジ (2012年1月30日)

昨年の秋(10月頃)から赤く実ったヤブコウジ(Ardisia japonica)の果実が
まだきれいに残っています。
ヤブコウジは、「松竹梅」や「福寿草」とともに正月の縁起物として
床飾りに用いられたり、門口(かどぐち:門の出入り口。家の出入り口)に
飾られます。

江戸時代からすでに正月飾りや祝儀の飾りものとして用いられていたようで、
その理由は江戸時代の文献(貞丈雑記)によると、雪や霜にあたっても赤い実が
萎れずに美しい状態であること、によるようです。
このような理由を知るたびに、昔の人は植物をよく観察してその特徴を捉え、
暮らしの中に上手に取り込んでいたのだと関心してしまいます。

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このヤブコウジは山地の木陰に生える低木で、日陰にも強いので日の当たらない
場所に設置するユニットによく植栽しています。
北海道の奥尻島から本州、四国、九州に広く生育していて、
朝鮮半島、台湾、中国大陸にも分布しています。



2012-01-30 (Mon)