ページ本文へ

ナーセリー便り(2011年5月)

養生中のユニットのテイカカズラ満開! (2011年5月24日)

今冬(1~3月)製作して現在ハウス内で養生中のユニットのテイカカズラが満開となりました。
ハウス内はテイカカズラの花の甘い香りでいっぱいです!!
これからハウスの外に出して8月末の出荷を待ちます。

 

養生期間中は、伸びたツルをカットして脇芽を複数出して葉の密度を高めるように管理します。
伸びたツルをカットしないと1本強いツルが伸びて節間が空いて間延びしてしまいます。
伸びたツルをカットすることによって葉の密度の高いよりよい状態に維持できるのです。


RIMG3519_s.jpg

 

RIMG3522_s.jpg

 

2011-05-24 (Tue)

ムベ (2011年5月 9日)

圃場でムベ(Stauntonia hexaphylla)の花が咲きました。
ムベは、暖地の山地に生える常緑のツル性木本で、
トキワアケビとも呼ばれる植物です。
葉は掌状複葉で、成熟したツルでは小葉が5,7枚つきますが、
若いツルでは3枚しかつきません。
そこで七五三に因んで古くからめでたい樹とされてきました。


RIMG3420_s.jpg

・3枚の葉


RIMG3421_s.jpg
・5枚の葉


RIMG3486_s.jpg
・7枚の葉

 

 

4~5月頃、総状花序の先に数個ずつ固まって白い花を咲かせます。


RIMG3418_s.jpg

 

RIMG3419_s.jpg

 

雌雄同株で3~6個の雄花とやや大形の雌花を少数つけます。
雌雄同株ですが、他家受精なので2株以上混植しないと結実しません。

 

実は食用となり、産地であった近江の国(滋賀県)では、
江戸時代に宮中に献上されていたようです。

 

ムベの名の由来は、昔、近江の国の蒲生郡島村というところに著名な老木があって、
この地を訪ねた天智天皇が、老人が殊に多いのを見てなぜかと御下問したところ、
この果実を食することによって長命すると言上したところ
「宜(むべ)なるかな(もっともである)」と言い、
その時の「むべ」という言葉がそのまま果実の名前となったと伝えられています。

 

 

参考:「樹木大図説」上原敬二著 有明書房

 

2011-05-09 (Mon)