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2015年3月の記事

合羽坂テラス 桜 3月31日

2015-03-31 (Tue)

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芽吹きました!

2015-03-31 (Tue)

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こんな小さな芽吹きが一斉に

春というのに、ずっと枯葉を残したままだったオフィスの里山ユニットのコナラに可愛い新芽が。
コナラは普通、枯葉を落として春を迎えます。

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なのにずっと枯葉を残したまま。大丈夫かなー。ちゃんと芽吹くのかしら。。。と心配でした。
その思いはみんな同じだったようで、外から帰ったI原さんが歓声を上げているので「ナニナニー?」と覗いてみると、「コナラに新芽です」。
あぁ、本当だ。
本物の春がやってきたんですね。
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合羽坂テラス 桜 3月30日

2015-03-30 (Mon)

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合羽坂テラス 桜 3月27日

2015-03-27 (Fri)

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合羽坂テラス 桜 3月26日

2015-03-26 (Thu)

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合羽坂テラス 桜 3月25日

2015-03-25 (Wed)

私たちのシェアオフィスの前庭に桜の古木があります。
東京の「開花宣言」を他所に、蕾はまだほころびはじめたばかり。
みんなでお花見をする計画もあって、花の見頃はいつかーと気遣わしいことです。

世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

今日から、合羽坂テラスの花便りをお届けします!

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花便り

2015-03-24 (Tue)

東京でも桜の開花宣言が発表されました。
 
わたしの家の春を告げる花は山茱萸(サンシュユ)。
地味で慎ましい花です。

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ある日、玄関の扉を開けると黄色い花が満開になっていて、しばし足が止まってしまいました。
といいますのも、この花が咲くと「春も隣り」という気分になるので、毎年冬芽の膨らむのを楽しみに見ていたからです。

ところが、今年は気づかなかった。
気がつかないうちに一気に咲いていて驚いたのです。

「忙しい」は「心を亡くすと書く」とよく言われますが、日々のことに気を取られていたかと、あらためて心の余裕の無さに思い至りました。

それにしても、山茱萸が咲いて桜が咲くまで、いつもはもっと間があきます。

今年は春が「駆け足でやってきた」。そんな感じでしょうか。

以前「恵比寿日和」にも書きましたが、最近ご近所の建て替え、取り壊しが増えていて、櫛の歯が抜けるように立派な庭が姿を消していきます。
わたしの家のお隣も、今時珍しい門かぶりの松のあるお宅でしたが、すっかり取り払われてしまいました。

小さく小割りになった住まいには、もはや庭と呼べるほどのものはできません。
木や草がなくなってしまう町並みを眺めながら、ますます日々のことに心を奪われ、そのことに気づくことさえないまま過ごしてしまうことになりはすまいかと、心配になりました。


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みの中の福

2015-03-13 (Fri)

ジル・クレマンさんの講演会で京都を訪れた際、先斗町にある三福という方泊まりのお宿にお世話になりました。

先斗町は小さなお店が軒を連ねる繁華街で、舞妓さん、芸妓さんが行きかう花街。
そんな賑やかなところに、三福さんはうっかり通り過ぎてしまうくらい静かに佇んでいました。

建物は大正時代に建てられたものでもとはお茶屋さんだったそうです。
うなぎの寝床といわれる間口が狭く奥行のある京町家で、小さいながらも風情のあるほっと落ち着くお宿です。
畳のお部屋にこたつ。入ったらもう自分の家のようにくつろいでしまいます。
窓からの眺めもこれまた良いのです。
お部屋のすぐ目の前を流れる鴨川。
犬の散歩をする人、ジョギングをしている人、通勤・通学の人、、子供と散歩をする人・・・
鴨川は日常的にとても身近な存在なのですね。

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もう少し暖かくなると川沿いの桜が咲き、その足元にはユキヤナギやヤマブキが色を添えるそう。


そしてぐるりとお部屋を見回すと・・・!
なぜか箕(み)に入ったお多福さんが!!

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箕は昔から使われていた農具で、穀類などをあおってふるい、殻やごみなどを除く道具です。
余談ですが、今でも現場で剪定した枝葉を入れて運んだりするのに使っています。
女将さんによると、不要なものを吹き飛ばして必要なものが残ることから、お客様に要らないものは置いて帰ってもらい、福だけ持ち帰っていただけたらというそんな想いが込められているとか。

「みの中に福」で「三福」、宿の名前の由来だそうです。
いいお宿に泊まりました。


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けんねんさのハート

2015-03-12 (Thu)

研修2日目、けんねんさん(建仁寺)に行きました。

 

法堂の天井に描かれた双龍はそれは見事で、

たくさんの人が天井を見上げている中、

ふと背中から光を感じ振り返りました。


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近づいてみると、、、


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なんと、そこにはハートが!!!!!

250年前に建てられたというこの御堂にハート!!!

一気に250年が近づいた瞬間でした。

(実は隠れミッキーも)


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京都庭園

2015-03-11 (Wed)

大徳寺高桐院のアプローチ部分がとても好きで

京都を訪れた際は行く場所です。


竹林の中にある直線のアプローチ部分を23回曲がると見えてくる建築。

奥に広がる庭園が建築によって切り取られ、ピクチャレスクの美が印象深いです。

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縁側は外部でもなく内部でもない中間領域です。

それは外部の持つ解放感と内部の持つ守られ感を兼ね備えている素晴らしい空間です。


しかし、現代の住宅では敷地の狭さと建築様式の変化で

縁側空間はあまり見かけなくなりました。

家を建てる際は必ず庭と縁側はあるようにしたいです。ブログ印_MATSUs.jpg

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式年遷宮と動的平衡 ・・・ 映画「うみやまあひだ」

2015-03-09 (Mon)

先の「恵比寿日和」にも書きましたが、映画「うみやまあひだ」を見ました。

今回はその感想の続き。。。

死と再生の繰り返しの中に「永遠」を観るのは、とても日本的な感性だと思うと、先のブログに記しました。
一緒に試写を見た方が、「伊勢神宮は世界遺産に登録できないんだってね。建物が20年しか経っていないから。20年ごとに式年遷宮を繰り返してきたことが凄いのに、それは理解してもらえないらしい」と語っていたのも印象的でした。
二十年ごとの死と再生があったからこそ千年の時を越えて守られてきたものがある。それは、森であり、そこに生きる多種多様な生き物であり、人の技術であり、祈りの形でもあるでしょう。
そのことは、福岡伸一さんの言う「動的平衡」という生命の戦略にとても似ていると思いました。


 〈  私たち生命体は、たまたまそこに密度が高まっている分子のゆるい「淀み」でしかない。

       しかも、それは高速で入れ替わっている。  略

      秩序は守られるために絶え間なく壊されなければならない。  略

      生命とは動的平衡にある流れである。〉

                                                                              福岡伸一「生物と無生物のあいだ」



生命はエントロピーに追いつかれないように常に分解と再構成を繰り返す戦略を選択したのだといえます。
伊勢神宮のシステムは、まさに生命のシステムそのものといえるのかもしれません。

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映画 「うみ やま あひだ」

2015-03-05 (Thu)

映画「うみやまあひだ」のプライベート試写を見ました。
良かった。皮膚がザワザワと泡立ちました。

「伊勢神宮の森から響くメッセージ」という副題を持つこの映画は、10年に渡り伊勢神宮を撮り続けてきた写真家、宮澤正明さんのドキュメンタリー映画です。

新緑に映える朱色の鳥居の鮮やかさ  
冴え冴えとした月影に浮かぶ社  
瀬音の清々しさ
紅葉の森に響く木遣りの歌声
夢とのあわいを行き交うような神官の白い狩衣
遷宮なったばかりの社の木肌の瑞々しさ

美しい、と思いました。

千年を超える時間の中で二十年に一度の式年遷宮を繰り返してきた伊勢神宮。
白洲正子さんは能の真髄を「一旦死んで生き返ったものこそが真に美しい」と語っていますが、
死と再生の繰り返しの中に「永遠」を見るのは、日本人に深く根ざした感性のように思います。

4K映像。
東京では4月下旬に109シネマズ二子玉川で上映の予定だそうです。
ぜひ4Kでも見たいと思います。

 公式Webサイト:http://umiyamaaida.jp/

※以下、「うみやまあひだ」公式ホームページより抜枠。

写真家・宮澤正明が挑んだ日本初の4Kドキュメンタリー映画
10年に渡り伊勢神宮を撮り続けてきた写真家・宮澤正明。
かねてから神宮に現代の日本人が失ったアイデンティティーを見出していた彼は、千年以上継承されてきた20年に一度の儀式「式年遷宮」を見届け、改めてその叡智の神髄を映像で探ることを決意。
神宮の神域林、木曽の大檜林、白神山地といった深山幽谷に分け入り、漁師畠山重篤と木を植え、宮大工棟梁や世界的科学者と出会い、隈研吾と北野武に宇宙観を聞いた。
日本中を回り人と自然に触れたこの長編ドキュメンタリーは、森と海と共生を続けてきた日本の心を探る、映画監督・宮澤正明の美しい旅の記憶だ。

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庭のかたちが生まれるとき

2015-03-05 (Thu)

先週末、ジル・クレマンさんの
「庭のかたちが生まれるとき」の講演を聴きに
京都へでかけた。

彼はフランスの自邸で、
 生物多様性の庭を実践している造園家。

その庭は植物と人だけでなく、
鳥や昆虫や動物、
そして吹く風や太陽もかかわって生まれる、
 自然のサイクルや姿を尊重した庭づくり。
きっと居心地のいい場所なのだろう。

その自然の大切さを未来へ伝えてゆくには、
 人々に「知識」が必要だと説くクレマンさん。
 そのお話に共感して反省して・・・。

今、「動いている庭」を読んでいます。  H

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