2010年5月の記事
5月の白い花
2010-05-30 (Sun)
ウツギ ガマズミ テイカカズラ----------里山ユニットの草花たちがこの頃になると次々と花を咲かせます。
5月もそろそろ終わり。初夏の空気が漂うこの頃は、何となく白い花が多いような。。。
白い花が楚々として美しいガマズミやテイカカズラ
テイカカズラはジャスミンに似た香りを放ちます。
春浅い時期に造園の工事をした西大井の老人ホームの様子を見に行きました。
壁面緑化のテイカズラも丁度花を咲かせていて、通りすがりの小さなお子さんを連れたお母さんが「いい匂いのお花ね。なんていう名前かしら」と子どもと話し合っていたので、おもわず「それはテイカカズラというんですよ」と声をかけてしまいました。
「テイカカズラって、カズラというとあのフウセンカズラとかと同じカズラですか?」とおっしゃるので「ええ。ツル植物のことをそう呼ぶんでしょうね」とお答えすると「そういえばヘクソカズラなんていうのもありましたねぇ」なんて笑い話になりました。
5月の終わりの白い花。
鬱陶しい梅雨の始まるこの時期に、新緑に映える白の鮮やかさで、一服の涼を届けてくれているような気がします。
老人ホームの壁面緑化
薔薇の庭
2010-05-26 (Wed)
東京は北区西ヶ原にある旧古河邸で「春のバラ フェスティバル」が開かれています。
5月23日までは夜も開放されていて、ライトアップされた薔薇を楽しむことができました。
近くに所用があったので、終わった後ふらりと立ち寄ってみたのですが、人出の多さに驚きました。
それも年配の方から学生とおぼしき若者まで、老若男女とはこのこと、といった賑わいです。
薔薇の愛好者は本当に幅広いんだな、と思いました。
夜桜見物はよく聞きますが、夜の薔薇の美しさも格別なものがあって、思いがけず楽しい時間を過ごせました。
旧古河邸は、明治の元勲、陸奥宗光の別邸だったところで、洋館と洋風庭園は、鹿鳴館などを設計したジョサイア・コンドルの手になるものだそうです。
(そういえば、東大のキャンパスにコンドルの銅像が建ってますね)
奥には、薔薇園とは趣を異にする日本庭園が広がっていて、その散策も心楽しいものでした。
庭師・植治こと小川治兵衛の作庭だそうです。
しばらくおぼろ月夜を眺めながら、こんな風にゆっくり夜空を眺めるのは何ヶ月ぶりだろう、と思いました。
残念ながらライトアップ期間は終わってしまったようですが、「バラのフェスティバル」は6月20日まで開かれているそうです。
生きていましたっ!
2010-05-19 (Wed)
「生きていました」なんていうと、何事かっ!?と思われそうですが、どんぐりキューブのお話しです。
一昨年、矢澤さんにいただいたコナラのどんぐりキューブ。昨年のことですが、雨が降っていたので「外に出してあげた方がいいかしら」と、ベランダに出してうっかりしている間に傷んでしまい、枯れそうになってしまいました。
あぁっ!よかれと思ってしたことが。。。仇に。。。
コナラは冬の間落葉するので、生きているかどうかずっと心配していました。
だから春先に、か細い枝から新芽が出ているのをみつけたときは本当にうれしかった。。。
産毛が光って、赤ちゃんみたいで愛らしいと思いました。
5月になり、いたいけな風情だった幼葉も、随分葉を広げて立派に(?)成長しています。
いつも「がんばれ」と声をかけたくなります。
春先に芽吹いた若葉 5月には立派に(?)成長