2010年3月の記事
お庭の散髪 こぼれ話「飾ってみました」
2010-03-31 (Wed)
お庭の散髪
2010-03-29 (Mon)
春告鳥
2010-03-24 (Wed)
ホーホケキョ ケキョケキョケキョ tutututu~
鶯、別名「春告鳥(ハルツゲドリ)」のさえずりが始まった。
慌ただしい朝の時間、ふと手を止めて耳を澄ます。
まだ幼いのか、たどたどしいさえずりが微笑ましい。
鶯は藪を好むので、なかなかお目にかかることができないが、幼鳥が一生懸命にさえずりの練習をしている姿を想像すると心がほわっと和む。
こんな朝のささやかな出来事が、一日のスタートを心地良いものにしてくれる。
いつもさえずりが聞こえるミカンの木
鶯のほかにも鳥たちのさえずりが・・。
そういえばヒヨドリがユスラウメの花を啄みに来ていたっけ。
春を食す
2010-03-18 (Thu)
実生のカンヒザクラ
2010-03-14 (Sun)
先週末カンヒザクラ(寒緋桜)の花を見に行ってきました。
実はこの日を心待ちにしていたのです。
9年ほど前、伐採予定のカンヒザクラの老樹がありました。
樹の半分ほどが枯れていたのですが、花をたくさんつけ地域の人に親しまれていたので、
何とか子孫を残せないものかと5月のある雨の日、実を探し求め、小ぶりのさくらんぼサイズの実を7粒見つけて持ち帰りました。
拾った実は果肉をよく洗い落とし、7~8mm程の種子を乾燥しないように湿らせたティッシュに包み冷蔵庫で保管。本来は土に埋めるのでしょうが、それでは様子がよく分からない、室内での管理で暖かくなり腐っては困るとの思いから冷蔵庫を思いついたように記憶しています。
冷蔵庫を開けては、乾燥していないだろうか?カビてはいないだろうか?と様子を見続ける日々。
そんなある日、種子がわずかに割れ、その隙間から何やら白いものが出ているのを発見!
なんと発芽しているではありませんか!7粒のうち2粒も!!
サクラの発芽率は低いといわれ、中には数%という文献もあったのでこれには感激。
ダメにしては大変!とその道のプロ(山本さんと矢澤さん)にこの子たちを託したのでした。
約1年後、50cmほどに育ててもらった実生苗を元の地に植栽しました。
実生苗が花を咲かせるまでには5年~10年ほどかかるとのこと。本当に咲くのでしょうか!?
一昨年・・・植栽して以来のご対面。
高さ2mほどになった姿に「大きくなったね~」とわが子のことのように感激。
そろそろ花がつく頃かと思うも花を見ることはできず。
昨年 ・・・時季が遅く葉桜で花を見ることはできず。が、足元を良く見ると花柄を2つ発見!もしや!?
今年 ・・・なんと花をつけていましたー!
あの小さな一粒が年月を経て大きな木に成長し花をつけている・・・。
当たり前といえば当たり前のことかもしれないけれど、一粒の種に秘められた植物の持つ生命力を改めて感じたのでした。
あのときの一粒が・・・と思うとうれしさもひとしおでした
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余談ですが、サクラといえば桜餅。
ちなみに桜餅の葉は、オオシマザクラの葉を塩漬けにしたもので、葉の鋸歯(縁のギザギザ)が重鋸歯で先端がすうーっと長く糸状にのびているのが特徴。
花には芳香があるのですが、この香りがまた優しい気持ちにしてくれます。
花期はこれから。楽しみです。
毎年恒例となった桜餅づくり
たくさん作っても"花より団子"の我が家では、あっという間になくなります。
啓蟄
2010-03-05 (Fri)
3月6日は啓蟄。
大地があたたまって、土の中から虫たちが地上に出てくる季節とされています。
ちょうどチーム5×緑の矢澤さんのナーセリー便りで「カエルが土から出てきました」
というお知らせをいただいたばかり。。。ものみな目覚める春の季節です。
顔に土がついてますよー。まだ寝ぼけた感じの雨蛙さん
1月末に、土の中から顔を出した福寿草の写真が馬頭の森の佐藤さんから送られてきました。
自然と思いだされたのが、藤原家隆のこの句
花をのみまつらん人に 山里の 雪間の草の春を見せばや
冬から春へかけて少しずつ動く、ささやかな季節の変化を昔の人は本当によく観ていたのだと思います。
雪間の草の春を見せばや
クリスマスローズ
2010-03-04 (Thu)